2018年07月25日

お母さまへのプレゼントは優しいレザースニーカー

ベテランYさん・・・。

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前作は息子さんへのハンドソーンを作成しておりましたが、次の8足目はお母さまへのプレゼント・・・。

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こちらがその型紙・・・。もちろ前作同様、ご自身で型紙からの作成です。

履き口にはクッションを入れ、またいちいち靴紐を結ばなくてもいいように、サイドファスナーを取り入れる模様・・・。

優しい靴です・・。母への愛を感じますな〜。

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と、こちらがフィッティングモデル・・、仮履きです。

実際に履いていただき、ファスナーの角度等の微調整を施し、いよいよ本番へ・・・。


もう、ベテランさんなので、諸々は省いて、いきなり底付けへ・・・。
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ここ2年近くは、ほぼハンドソーンやノルウィージャン製法で作成してきたので、圧着だとあっという間です。

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ということで、完成〜!

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実はこの靴、GW前に完成しており“母の日”の素敵なプレゼントになっておりましたが、今頃の掲載となってしましました・・・。

履き心地等の感想を聞いてから・・・、と温存しておりたのですが・・・。Yさんごめんなさい。

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因みに感想は、“バッチリ”だったそうです。
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2018年07月05日

奥様への2足目の靴はキャメルのモンクストラップで・・。

チケット制で3月年近く通っていただいているMkさん・・・。

ご自身の靴と奥様の靴を交互に作成し、今回は奥様への2足目となります。

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こちらは、仮履きを履いていただいている様子・・。

モンクストラップは、シングル・ダブル共に甲周りの数値だけでなく、甲が厚めなのか薄めなのかによってストラップのラインが変わってくるので、他のデザインの靴以上にフィッティングが重要になってきます。

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今回も、奥様に工房にご足労頂き、型紙の微調整となります。

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ストラップの調整及び、履き口のラインもこんな感じで調整し、型紙にも反映させていきます。

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ということで調整後、本番へと入ります。
今回は、キャメルのヌバックを使って仕上げていく予定・・・・、防水加工がされている『撥水ヌバック』という革ですが、スエード同様起毛されている革ですので、糊の汚れが付かないよう、より慎重に・・・。

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流石に4足目・・・、つり込みはだいぶ手慣れたご様子・・・。

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両足、サクッと仮つり込みを終え・・・、

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こちらは、踵芯の作成・・。

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奥様はかなりの外反母趾で、靴選びにはいつもお困りのようですが、幸いにも一足目に作成した内羽根がピッタリとフィットし、お気に入りの靴になっているよう・・・。


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今回も同じ木型で、若干の微調整を加え、より精度の高いフィット感を目指しております。

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飾り押し縁を付け・・・、

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最後にグラインダーで削り廻して・・・、

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完成〜!

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お気に入りの2足目になってくれるといいですね!

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2018年06月26日

梅雨明け直前にホワイトシューズが完成〜!

初めての靴作りに挑戦中のNさん。

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GW明け位の完成予定でしたが、お仕事柄ご出張が多いようで・・・。

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仮履き完成後、白い革を使ったシンプルな紐靴の完成を目指して・・・、

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つり込み作業に奮闘中。

月1〜2回位出張が入るので、どうしても教室の間隔が空いてしまいがち・・・。
間が空くと前回やったこともつい忘れてしまう為、また一足目ということもあり、片足はこちらで仕上げてみせました。

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しかし、回を重ねるごとに少しずつ感覚を掴んできたようで・・・、

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つり込みでの皺寄せも、細かく均等に出来るようになってきましたね。

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ということで、アッパーがついに完成〜。

底面のゲージを作り、

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ビルケンのホワイトの底材を使うようで、外観はオールホワイトで・・。

最後にグラインダーで削り・・・、

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完成〜!

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アッパー、ソール、ヒールはシロで統一、また内装(ライナー&中敷き)と靴紐はゴールドと、梅雨明け直前に夏らしい一足が完成しました。

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コツコツと1年近く掛けゆっくりと仕上げてきましたが、Nさん、次はお母さまに一足プレゼントするそうで・・・、

因みにその靴の写真がオールホワイトのローファー・・・。

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余程、白がお好きなのね・・・。
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2018年06月20日

まとめて修理っ!&鏡面磨きにチャレンジっ!!

先日5足目の靴を完成させたOさん。

次の製作へと入る前に、これまでに作ったきた靴の修理を行うことに・・・。

5年程前に完成した初めての1足は、昨年修理をしたので、今回修理するのは2〜4足目の計3足分・・・。

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主にはヒール部分の交換と、モノによってはソールも換えます。

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シンナーを使い、糊を綺麗に取り除きながら、古いパーツを取り外していきます。

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3足目として作成したパンプスは、プラヒールなので、ヒール全体の交換となります。

修理のついでに、トウ部分の“鏡面磨き”をしてみたい・・・、ということなので、

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取り敢えず、片足分だけこちらで仕上げてみました。

もう片方は自分でやってみる、ということで、お家に持ち帰っていただいたのですが・・・・、

全く光っていなかったので・・・、

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パンプスに関しては、改めての説明も含め両足こちらで仕上げました。

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2足目・チャッカブーツのヒール修理を終え、再度残りの靴の鏡面磨きへ・・・、リベンジです。

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こちらも、片足分だけやって見せました・・・。

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クルクル・・・、クルクル・・・、30分程磨いて・・・、
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お〜、いい感じですっ!!

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さてこちらは、4足目のアンクルブーツ・・。

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お〜!!、かなりコツを掴んだようですね。

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自分の気に入った靴を、しっかり修理をしながら履いて行く・・。とても素敵なことです。

これで、またガシガシ履いてあげてくださいな。
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2018年06月12日

ブラックラピド製法で袋モカのローファーを作成してみた〜その弐

先日、近くの自販機で缶コーヒーを買おうと100円を入れたところ・・・・、
ん?・・何だかおかしい・・・。途中で引っ掛かっているような・・。

140円のコーヒーなので更に50円を入れてみたところ・・、
あれ?・・、やっぱ入らないっ!

投入口をドンっと叩いてみても、何も変わらず・・・。

次にもう10円・・・、
なんだか100円玉の上に50円玉が乗っかっているようなので、更に10円玉で押し込んでみようと試みるも、その10円も乗っかってしまう始末・・・。

2〜3分、叩いたり揺すったりしたものの、道行く通行人の視線が・・・・、
メンタル的にかなりやられてしまったので、敢え無く撤退・・・。

朝の教室で、その旨を生徒さんに説明し、
“もう自分は権利放棄したから、ただでコーヒー飲めるかもよ・・”

と話したところ、

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4人いた生徒さんの内のKくんとAさんが、自身の作業前に救出部隊を編成・・・、囚われの身の160円を救うことに・・・。

一旦は諦めて工房に帰還するも、工房にあるヘラと両面テープを持って、再突入っ!

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なんと、昨晩から既に囚われていたと思われる、トータル990円を無事保護っ!

何だか、厚紙が挟まっていたよう・・・。


と、どうでもよい話はこの辺にしておいて、袋モカの続きです。

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釘で固定したモカを掬い縫いで縫い付けていきます。

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両足とも縫い終わり・・・、

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ベルトを縫い付け、アッパーが完成しました。

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モカの掬い縫いは今回初めて行いましたが、思っていたほど難易度は高くないように思います。
今後は生徒さんの靴も、この方法はアリだな・・、と感じました。

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その後、5o厚の本底を取り付けヒドゥンチャネル・・・、

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出し抜いを掛けて・・・、

最後にヒールの積み上げを行ったところ、重大なことに気づく・・。

今回の積み上げは、3枚セットのモノを使用・・・。
この木型は、3枚積み上げ + 化粧ヒール が基本で、これまで何足も作ってきました。

数ミリの“アゴ落とし”を行い、接地面をお椀上に削って留める、という従来通りのルーティンで行ったところ・・・、

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あら〜、浮いちゃってますね〜。

最初は、おかしいな・・・、と思ったのですが、思い起こせば今回はモカシン・・・、つまり中足部からトウに掛けては、中底が無いのです。

つまり、これまでのつり込み式では中底の厚み分(約5o程)があったのですが、今回その5o分が前方で不足していた為、このような形となってしまった・・、というわけです。

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ということで、更にアゴを落として、隙間を無くして・・・、

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完成〜!

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因みに、下の写真は同じ木型で作った靴のシルエット。

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右の2足はハンドソーンで仕上げたものですが、随分と違って見えます。

先芯が入っていないことと、ウエルトが無い分“コバ”のせり出しが抑えられているからですが、随分印象が異なります。

また、中底が無い分、かなり“靴の返り”はいいですね・・。

ローファーのように履き口が浅い靴で、体重が50〜60s台の人は、絶対こちらの作りの方が履きやすいと思います。

いわゆる“堅い靴”が苦手・・・、だけど長持ちはさせたい・・・、という方にはピッタリです。

行く行くはオーダーにも取り入れたいと思っております。
posted by tomo at 13:07| Comment(0) | オーダー及び靴のこと

2018年05月23日

ブラックラピド製法で袋モカのローファーを作成してみた〜その壱

先日からチャレンジしていた“袋モカ”・・・。

“逆吊りモカ”とも言われておりますが、なにやらこちらの文言の方がネット情報が多かったようなので、ここからは“袋モカ”で統一していこうかな、と・・・。

と、早速“つり込み”作業へ・・・。
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まずは、ザックリと8〜9箇所で仮止めし、全体のバランスをチェックします。

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見えにくいですが、底面に書かれたエッジの当たりを参考にしていきます。

で、それぞれの釘の間を更に細かくまとめていき・・・、
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サイドは楽ですが、トウ部のアールがキツイところは、ちと骨が折れますな・・。

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なんとか、全体をまとめて・・・、

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両足のつり込みが完了・・・。

今回は踵にも心材を入れたいので、ライナーも付けて、

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通常のつり込み靴同様、しっかり踵をホールドできるようにします。

踵の本つり込みが完了後一晩寝かし(芯材を固める為)、3oのミッドソールを糊で仮止めし、

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その後、一旦木型を抜いてマッケイ縫いを掛けます。
通常のつり込み靴のマッケイと異なり、靴の内部が丸見えですので、超楽ちん〜!

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つま先部分もノンストレスで縫えますよ〜っ!

マッケイ縫いが完了後、本体のモカラインを綺麗に切りそろえます。
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ははっ〜(笑)!この状態はなんだか笑えますな・・。

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でもって、予め縫い穴を開けておいたモカ部分の位置を調整し、7~8か所を釘で仮止めしながら・・・、

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掬い縫いへと・・・。

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この後、5oの本底を付け、更に出し縫いを掛けていき、いわゆる“ブラックラピド製法”で仕上げる予定です。

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マッケイ縫いが簡単で短時間で終わることを考えると、ローファー等はこちらの方が良いかも・・・。

次回、“その弐”で底+ヒール付け、更には履き心地等も含めご紹介していきたいと思います。
posted by tomo at 17:02| Comment(0) | オーダー及び靴のこと

2018年05月20日

女子だって手縫い靴を履きたいんですっ!

今回で5足目のOさん・・・。

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前作で手縫いのアンクルブーツ(アウトステッチ製法)を作成後、すっかり手縫いにハマってしまい、いよいよマッケイに挑戦です。

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取り敢えず、こちらは仮履き・・。
ブローグ(親子穴やギザ抜き)も今回初めてなので、仮履きからしっかりと入れております。

そして、いよいよ本チャンへ・・・。

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漉き機で、アッパーを漉いて・・・、

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タンニン革を使っておりますが、ウイングチップのラインはヘリ返しをしております。
なかなか、手を掛けておりますね〜。

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いい感じに仕上がりました。
タンニンの革でもヘリ返しにすると、何となく“柔らかい”感じがして、磨きとはまた違った印象になります。

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メダリオンも自分でデザインを考えたようです。

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ベロの部分は、赤茶の革で“パイピング”を施し、ワンポイントのアクセントに・・・。

流石、5足目ともなると、初めての事にもどんどん果敢にチャレンジしていきますな。

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5oの床革で踵芯を作り・・、

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踵の本つり込み・・・・、


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更には先芯を入れて、トウの本つり込み・・・、

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ということで、吊り込み完了〜!
ここまでは、もう手馴れた感じですね・・。

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こちらは3o厚のベンズ革にマッケイ縫いを掛けているところ・・・。

先っぽになかなか手が届かず、やや苦戦を強いられておりますが・・・、

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最終的に本底、ヒールを取り付け・・・、

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完成〜!

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フルブローグでマッケイ製法の、メンズライクな靴となりました。

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またガシガシ履いてあげてくださいな。
posted by tomo at 12:40| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年05月14日

Aさん追っかけ記録A(ノルウィージャンブーツ編)〜今更ながら、実はこの人凄い人なんです・・・の巻

いつも寡黙に、そして粛々と作業をすすめるAさん・・・。
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ノルウィージャンウエルト製法・エンジニアブーツの続きです。
※因みに前回のその@はこちら⇒http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20180315-1.html

前回は中底の加工まででしたが、

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いつの間にやらトウパフの仕上げ迄来て、つり込みをサクッと終えてしまいました。

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早っ!!

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モカの手縫いも、初めてとは思えぬクオリティ・・・。

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いよいよ掬い縫いですが、これまた今回初めてのチェーンステッチ仕様で・・・。

“掬い縫い”も“出し縫い”も、通常一本の糸の両端に針をそれぞれ付けて縫っていくのですが、チェーンステッチにすると、更にもう一本糸が必要になるので・・・・、

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もう、てんやわんや状態・・・。

いったい、どの糸を引っ張ればいいのか・・・、しょっちゅう見失うのです。


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しかし、そんな些細なことには一切怯むことの無い、和製“ジャック・バウアー”・・。
※なぜジャック・バウアーなのかは1年前のこちらの記事をご参照ください。
http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20170410-1.html

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お〜、お見事っ!!

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更に、休むことなくミッドソールとの出し縫いへと取り掛かります。

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お〜、早すぎて、手が・・・・。

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またもやお見事〜。

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ということで、完成っす!

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まさに職人技っ!

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それもその筈・・・、実はAさん、なっなんと先月放送された『和風総本家』にガッツリ出てましたよ。
しかも、2時間スペシャルのほぼメインで・・・。

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いや、これはAさんじゃないですよ。豆助ですから・・・。
つぶらな瞳が、似てなくもないですが・・。

ニューヨークで活躍する、世界的タップダンサーが使っているタップシューズは、実はこの人が作っているそうです。
posted by tomo at 10:54| Comment(0) | 生徒さん追っかけ記録

2018年05月11日

一足目のストラップシューズが完成〜!

先日、モカシンの型紙講座で、いわゆる単純な“インディアンモカシン”ではなく、“袋モカ”(もしくは“逆吊りモカ”)をやってみたい、という生徒さんがいらしたのですが、正直私も実際にやったことが無かったのでやってみることに・・・。

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靴づくりを始めるにあたり、学校やいくつかの教室へ通いましたが、これに関してはどこも教えてくれなかったので、色々と調べて、やっとここまで・・・。

デザインに拘りが無ければ、インディアンモカシンで十分ですし、ローファーやスリッポン、デッキシューズ等つり込み式でも同じようなスタイルで作成可能なので、敢えてこの方法でやらなくてもいいのですが(実際市場に出回っているものも少ない様に思われます。)、やはり中底が無い分“返り”が良い靴であることは確かなので、一度しっかりと作ってみようかな、と・・・。

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あと、作れない靴がある、というのも悔しいですから・・・。



と、普段の底縫いとは違う“掬い縫い”をしたせいか・・・、
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“ポッキっ!”と・・・。

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・・・・・。

今年のNHKは、“ふぎょぎょっ!”と、この“やってまったっ!”で流行語大賞を狙っているに違いない、と思う今日この頃・・・。



さてこちらは、昨年秋から初めて靴作りにチャレンジしているAさん・・。

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まずは仮履き作りで、肩を温めつつ・・、

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いよいよ本番へと突入。

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初めての吊り込みでやや苦戦するも・・。

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変な皺も出ず、綺麗にしあがりました。
ミシンステッチも、丁寧ですね。

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ビルケンの底材を削り廻し・・・、

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木型を抜いて・・・、

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完成〜!

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可愛らしい、ストラップシューズに仕上がりました。

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さあ、Aさん、次はどんな靴にチャレンジするのかな・・。

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posted by tomo at 14:02| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年05月08日

新木型2足目はモンクでA

前回はアッパーの組み立て迄でしたが・・・、

諸々すっ飛ばして、いきなり“出し縫い”です。

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今回は通常使っているフトン針の替わりに、先日入手した“イノシシの毛”を使ってみることに・・・。

前作迄は4oピッチと少し粗目で進めておりましたが、今回は持っている車ゴテのピッチ13(1インチで13目なので間隔としては2o位でしょうか・・・)で縫うので、フトン針では厳しいかな・・・と。

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また、久しぶりに“ヒドゥンチャネル”もやってみようかと・・・。

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やはり、こういう繊細な作業は間を開けると腕が落ちますからね・・・・、毎回とは言わないまでも定期的にやっておかないと・・・。

ただ・・・、やはり細かいピッチは、

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長いっ! そして、疲れるっ!

でも、楽しいっす!!

因みに、黄茶のウエルトなのになぜ糸が黒いかというと、単純に他の色が切れてしまい今黒しかなかったので・・・。次、浅草で買ってこないと・・。

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ということで、ウエルトも濃茶に塗り替えました。

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ヒールも取り付け、いよいよ染色へ・・・。

まずは、ベースとなる“黄茶”を使います。

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主にはクロスを使って色を入れていきますが、レベルソ仕立てのところなどは指では色が入らないので、一部筆や刷毛を使ってます。

今回もいわゆる“ムラ感”を出したいので、

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ザックリとこんな感じで・・・。

その後、赤系の染料を加えて・・・、

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スフマート、スフマート・・・・。

更に、トウとウエルト廻りには黒を加え、これまで以上にコントラストをしっかり出すよう心掛けてみました。

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以前と比べ、スピードもかなり上がってきました。
最初の頃は3〜4日位掛け、色味を見ながら時間をおいて色を重ねていましたが、何となく要領が分かってきたせいか、今回は一発で一気に・・・。

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右の試作の時は、最後の黒をビビりながら入れていた為、余りメリハリが出ておりませんでしたが、まずまずかな・・・・。

イメージとしては以前訪れたことのある、ロシア・サンクトペテルブルグにあるエカテリーナ宮殿・『琥珀の間』。

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どうかな・・・。琥珀っぽいかな・・・・。

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ということで、完成〜!

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これで暫く履いてみて、木型のデザインを再度決めていきたいと思います。

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posted by tomo at 17:31| Comment(0) | オーダー及び靴のこと