2018年11月23日

2足まとめてオールソールっ!

先月、グリーンのスニーカを完成させたYHさん。

今度はまとめて修理作業に・・・。

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上のチロリアンシューズは丁度2年前の11月に、下のグリーンのスニーカーは昨年夏にご自身で仕上げた靴たちですが、ソールがすり減ってきたので、そろそろ張り替え、いわゆる“オールソール”というやつです。

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私は、修理店に靴を出したことが無いので分かりませんでしたが、修理店で働く生徒さん達に聞いてみると、おおよそ1万円前後は掛かるみたいですね・・・。

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でも、自分で直せば、材料費(¥1,500〜¥2,000前後)のみで済みますから、かなり経済的ですね。

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また、工房から5分の所に“シウトウ”という靴の資材屋さんがありますので、ご自分で気に入ったデザインのものを買ってきて、張り替えることもできます。

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ということで、サクッと完成〜!

チロリアンの方は、重厚感のある『vibram100』のブラックを、チョイス・・・。
また、“前回のモノはヒールが少し低く感じ、重心がやや後ろに傾いているようだった。”ということで、5o厚のスポンジ素材を1枚加増して、自分好みに調整しました。

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スニーカーの方は、昨年出た『vibram #477B freeride』という素材。
面ではなくドット柄の“点”で支えるのでグリップ力高め、ということですが、果たしてどうでしょうか?

いずれにしても、またガシガシ履いてあげてください。
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2018年11月08日

4pヒールの外羽根が完成〜!

歴1年のATさん・・・。

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前作は、オブリークの木型でストラップシューズを作成しましたが、今回は細身の4pヒールの木型に替え、メンズっぽい外羽根を作成中・・・。

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木型が変わったので、改めて仮履きを作成し・・・、

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特に問題なかったので、早速本番へ・・。
今回は、ネイビーブルーの革を使うみたいですね。

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ヘリ返し等、革の下処理をし、

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まずは、仮吊り込み。

2作目ですから、だいぶ吊り込みも上手になってきましたね。

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そして心材を入れ、本つり込みへ。
因みに、足元の濃茶の靴が、1足目の靴・・・。

頻繁に工房にも履いてきてくれており、活躍してくれているみたいで何よりです。

前作とは異なり、今回はヒールの積み上げは行わず、プラヒールを使います。

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なので、0.5o程に漉いた薄い革をプラヒールに巻き付けております。

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Aさん、敢えてアッパーと同じネイビーの革は使わず、前作の靴で使った濃茶の革を巻いたみたい・・・。

余程気に入ったのかしら・・・。

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最後にソールを削り廻し、

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ネジとスクリュー釘でヒールを固定し・・・、

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完成〜!

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こちらも活躍してくれると嬉しいです。

Aさん、次はまたまた木型を替えて、ローファー作りに挑戦です。
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2018年10月28日

グリーン好きYさん、初めてのステッチダウン。

これで11足目に突入したYさん。

マイ木型も3足分持っており、職人街道まっしぐらです。

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今回もマイ木型使用で、もちろん型紙作りもご自身で進めております。

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着実にステップアップされてますな・・・。

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ということで、アッパーもサクッと完成させ・・・、

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吊り込み作業へ・・・。
因みに足元の靴は、昨年の夏に6足目として作成したスニーカー。

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余程、グリーンがお好きなようで・・・。

今回も似たようなデザインですが、履き心地も含め、かなりお気に入りのようです。

YHさんスニーカーUE.gif

前作の底付けは、セメンテッド製法(圧着)でしたが、今回はステッチダウン製法です。

マッケイ、ハンドソーンウエルト、ノルウィージャン製法と数々の手縫い靴を作ってきましたが、ステッチダウン製法だけはまだやっていなかった、とのこと・・・。

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また、前回行ったウエッジソールの方も、復習がてら再挑戦・・。

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ということで、完成〜!

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また、ガシガシ履いてあげてください。

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2018年09月06日

9cmヒールのパンプスを作ってみる。

前作でノルウィージャンのマウンテンブーツを作成し、今回で3足目のUさん。

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婦人靴の卸しのお仕事をされている関係で、今回はパンプスを作成することに・・・。

Uさんパンプス@.jpg

当教室では、基本5p以上のヒール高の靴は作りませんが、ご自身で木型をご用意されてきたので、まあ今回は特例ということで・・・。

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全体的に華奢に見せるよう、中底も通常使用するバッカーよりも薄めで作成するため、特注仕様で進めております。

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一旦水で濡らし、しっかりと癖付けをしたものに、

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シャンクも、木型のカーブにしっかりと合わせたものを固定していきます。

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因みにヒール高は9p・・・。
これまでも、何度かヒール高のものは作ってきましたが、今のところ当工房では最高値ですかね・・。

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履き口が少し“笑って”ますね・・・。
履き口が笑う、というのは上の写真のように、少し隙間が空いてしまっている状態の事です。

型紙作成の際、どの靴でも(短靴の場合ですが・・、)履き口が開いてしまうことを抑える為、ヒールポイントの位置を調整します。
ヒール高が10o〜20o位の靴の場合、展開の際約5o〜10o程履き口(ヒールポイント)を上げるのですが、今回は、今まで経験のない高さでしたので、15o程上げてはみたのですが・・・、

まだ足りなかったようです。

多分、20〜25o位は上げないとダメみたいですね・・・。

まあ、今回は仮履きなので、取り敢えずはこのまま進めてみることに・・。
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ヒールに巻き革を施し・・・、

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ヒールをネジとスクリュー釘で固定し、

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何とか、完成〜!

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Uさん、今回は奥様の足のサイズに合わせた木型で、当初はしっかり本番まで進める予定でしたが、今回は“習作”ということで、このパンプスは取り敢えずは一旦ここで終了・・・。

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なぜなら、めでたく今年生まれた第一子(女の子)のベビーシューズも作成予定だったのですが、このままだとファーストシューズが間に合わなくなってしまうため・・・。

ということで、次からは愛する我が子のベビーシューズ作成に取り掛かります。

愛する奥様へのパンプスはというと・・・・、

今のところ未定のようです・・・。
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2018年08月24日

色々チャレンジっ!

ご近所にお住いのSHさん・・・。

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長年、この池袋でお豆腐屋さんを営んでこられましたが、引退後に始められた靴作り・・、すでに今回で4足目となりました。

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4足目ともなると、色々とチャレンジしたくなるようで・・・。
一般的な“ダービー”といわれるデザインですが・・・、

SHさんダービー@.jpg

“シームレス”に挑戦中です。

通常この羽根の部分は、革を上下に貼り合わせて縫っていきます。当然、そのステッチが見えるわけですが、今回は“縫い割り”にすることによってステッチが見えなくなる・・、という技法のひとつです。

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直線だと楽なんですが、曲線ですと貼り合わせる革のアールの凹凸が全く逆転してしまう為、かなり難易度は上がります。

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また、底付けも“ステッチダウン製法”で進めております。

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かなり細かめのピッチですが・・・、

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それでもなんとか、完成〜!

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底材は、これまでの3足同様、ヒールが“ニコちゃんマーク”のvibram#2055
SHさん、もうこれは絶対のようですね・・。

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ということで、またガシガシ履いてあげて下さい。
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2018年08月14日

記録的猛暑の夏・・・、なのに手袋っ!?

40度越えも珍しくなくなってきている今日この頃・・・・。

この日も記録的な猛暑のなか、日曜クラスのKSさんは、

KSさん友人靴A.jpg

手袋をしながら、モカラインの手縫いに奮闘中・・・。

何故こんな暑い中手袋をしているかというと、アッパーに素仕上げのヌメ革を使っているから・・・。


ヌメ革は後で自分の好きな色に染めることのできる革なのですが、他の革と比べると兎に角汚れが付きやすいっ!

KSさん、前作のハンドソーンの靴でもヌメを染色しているのですが、色入れする頃には、手汗のシミやら糊などが付いてかなり汚れてしまった・・・、という経験あり・・。

KSさん友人靴B.jpg


その為、今回はお友達の靴、ということもあり慎重に慎重を重ねている次第であります・・。


続いて、こちらは同じクラスでずっとそれを見続けていたSKさん・・・。

KSさんの前作の靴を見て、
“自分もヌメで染色してみたいっ!!”

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ということで・・・、こちらもガッツリ手袋してます・・・。

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お陰で、アッパー完成までは綺麗に仕上がりましたね。

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つり込みも綺麗な状態のまま、なんとか終えられそうですが・・・・、

まだ、掬い縫いやら出し縫いがありますから・・・。
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2018年08月03日

木型を使わずサンダル作り

先日お財布を完成させ、残った革で“通帳入れ”を作ろうとしていたAさん・・・。

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ところが、この記録的な猛暑で気が変わったようで、急遽サンダル作りに変更・・・。

“通帳入れはいつでもサクッと作れますから・・・。こう毎日暑いと、まずはサンダルでしょ・・・。”

ということだそう・・・。


・・・確かに・・・・。


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中底は5o厚ショルダーで、サイドに切り込みを入れております。

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で、大量のストラップ・・・。全部で15~6本はありますな・・・。

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でもって、ストラップを編み編みして・・・、

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お〜、いい感じです。

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今回は木型を使わず、足に直接合わせるスタイルで・・・。
こういう木型を使わないサンダルも、足にしっかり合わせるのは実は意外と難しいのです。

歩いて足が屈曲した際、ストラップの端が指に喰い込んだりしますので、ストラップの位置や長さ、はたまた角度等、しっかりと検証する必要があります。

ATさんサンダルF.jpg

最後にヒールを貼り付け・・・、

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完成〜!

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しっかりとシャンクも入れております。

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早速明日から大活躍しそうですね。
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2018年08月01日

Yさん、次はベビーシューズでプレゼント!

この夏スタートした、NHKさんの新ドラマ『透明なゆりかご』・・・。

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早速、観てみましたが・・・、  もう、・・・号泣っ!!・・・涙腺崩壊です。 

NHKさん、またいいモノ作ってくれました。原作の沖田✕華さんの本も是非読んでみたくなりました。
今週金曜夜は第3話ですが、今からでもまだ間に合うので、是非この夏見ていただきドラマです。
※気になる方はこちら⇒https://www.nhk.or.jp/drama10/yurikago/index.html

ただ、ふと気になったのが主人公(高校生の看護助手)の名前が“青田アオイ”・・・。

人気の朝ドラ『半分、青い。』といい、やたら今年は“青”を推すな〜と思う今日この頃・・・。



と、前々回に続き再び登場のYさん・・・、

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前回は“母の日”に合わせ、お母さまへスニーカーを作成しておりましたが、次は、会社の同僚の方の出産に合わせ、ベビーシューズを作成してます。

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ほぼ同時に2組がご出産とあって、2足同時進行です。

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ライナーも切り出し・・・。

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大量の革を切り出しました。

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底面以外のアッパーを縫い合わせ・・・、

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その後は、木型を入れて手縫いを施していきます。

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最後は、中敷きにお子さんの名前を書き込み・・・、

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完成〜!

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この半年程、息子さんの靴⇒お母さまの靴⇒そして会社の同僚への靴、とプレゼント三昧でしたが、次は久しぶりにご自身の靴を作られるそうです。
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2018年07月25日

お母さまへのプレゼントは優しいレザースニーカー

ベテランYさん・・・。

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前作は息子さんへのハンドソーンを作成しておりましたが、次の8足目はお母さまへのプレゼント・・・。

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こちらがその型紙・・・。もちろ前作同様、ご自身で型紙からの作成です。

履き口にはクッションを入れ、またいちいち靴紐を結ばなくてもいいように、サイドファスナーを取り入れる模様・・・。

優しい靴です・・。母への愛を感じますな〜。

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と、こちらがフィッティングモデル・・、仮履きです。

実際に履いていただき、ファスナーの角度等の微調整を施し、いよいよ本番へ・・・。


もう、ベテランさんなので、諸々は省いて、いきなり底付けへ・・・。
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ここ2年近くは、ほぼハンドソーンやノルウィージャン製法で作成してきたので、圧着だとあっという間です。

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ということで、完成〜!

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実はこの靴、GW前に完成しており“母の日”の素敵なプレゼントになっておりましたが、今頃の掲載となってしましました・・・。

履き心地等の感想を聞いてから・・・、と温存しておりたのですが・・・。Yさんごめんなさい。

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因みに感想は、“バッチリ”だったそうです。
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2018年07月05日

奥様への2足目の靴はキャメルのモンクストラップで・・。

チケット制で3月年近く通っていただいているMkさん・・・。

ご自身の靴と奥様の靴を交互に作成し、今回は奥様への2足目となります。

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こちらは、仮履きを履いていただいている様子・・。

モンクストラップは、シングル・ダブル共に甲周りの数値だけでなく、甲が厚めなのか薄めなのかによってストラップのラインが変わってくるので、他のデザインの靴以上にフィッティングが重要になってきます。

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今回も、奥様に工房にご足労頂き、型紙の微調整となります。

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ストラップの調整及び、履き口のラインもこんな感じで調整し、型紙にも反映させていきます。

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ということで調整後、本番へと入ります。
今回は、キャメルのヌバックを使って仕上げていく予定・・・・、防水加工がされている『撥水ヌバック』という革ですが、スエード同様起毛されている革ですので、糊の汚れが付かないよう、より慎重に・・・。

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流石に4足目・・・、つり込みはだいぶ手慣れたご様子・・・。

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両足、サクッと仮つり込みを終え・・・、

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こちらは、踵芯の作成・・。

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奥様はかなりの外反母趾で、靴選びにはいつもお困りのようですが、幸いにも一足目に作成した内羽根がピッタリとフィットし、お気に入りの靴になっているよう・・・。


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今回も同じ木型で、若干の微調整を加え、より精度の高いフィット感を目指しております。

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飾り押し縁を付け・・・、

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最後にグラインダーで削り廻して・・・、

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完成〜!

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お気に入りの2足目になってくれるといいですね!

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2018年06月26日

梅雨明け直前にホワイトシューズが完成〜!

初めての靴作りに挑戦中のNさん。

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GW明け位の完成予定でしたが、お仕事柄ご出張が多いようで・・・。

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仮履き完成後、白い革を使ったシンプルな紐靴の完成を目指して・・・、

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つり込み作業に奮闘中。

月1〜2回位出張が入るので、どうしても教室の間隔が空いてしまいがち・・・。
間が空くと前回やったこともつい忘れてしまう為、また一足目ということもあり、片足はこちらで仕上げてみせました。

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しかし、回を重ねるごとに少しずつ感覚を掴んできたようで・・・、

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つり込みでの皺寄せも、細かく均等に出来るようになってきましたね。

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ということで、アッパーがついに完成〜。

底面のゲージを作り、

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ビルケンのホワイトの底材を使うようで、外観はオールホワイトで・・。

最後にグラインダーで削り・・・、

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完成〜!

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アッパー、ソール、ヒールはシロで統一、また内装(ライナー&中敷き)と靴紐はゴールドと、梅雨明け直前に夏らしい一足が完成しました。

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コツコツと1年近く掛けゆっくりと仕上げてきましたが、Nさん、次はお母さまに一足プレゼントするそうで・・・、

因みにその靴の写真がオールホワイトのローファー・・・。

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余程、白がお好きなのね・・・。
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2018年06月20日

まとめて修理っ!&鏡面磨きにチャレンジっ!!

先日5足目の靴を完成させたOさん。

次の製作へと入る前に、これまでに作ったきた靴の修理を行うことに・・・。

5年程前に完成した初めての1足は、昨年修理をしたので、今回修理するのは2〜4足目の計3足分・・・。

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主にはヒール部分の交換と、モノによってはソールも換えます。

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シンナーを使い、糊を綺麗に取り除きながら、古いパーツを取り外していきます。

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3足目として作成したパンプスは、プラヒールなので、ヒール全体の交換となります。

修理のついでに、トウ部分の“鏡面磨き”をしてみたい・・・、ということなので、

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取り敢えず、片足分だけこちらで仕上げてみました。

もう片方は自分でやってみる、ということで、お家に持ち帰っていただいたのですが・・・・、

全く光っていなかったので・・・、

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パンプスに関しては、改めての説明も含め両足こちらで仕上げました。

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2足目・チャッカブーツのヒール修理を終え、再度残りの靴の鏡面磨きへ・・・、リベンジです。

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こちらも、片足分だけやって見せました・・・。

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クルクル・・・、クルクル・・・、30分程磨いて・・・、
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お〜、いい感じですっ!!

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さてこちらは、4足目のアンクルブーツ・・。

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お〜!!、かなりコツを掴んだようですね。

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自分の気に入った靴を、しっかり修理をしながら履いて行く・・。とても素敵なことです。

これで、またガシガシ履いてあげてくださいな。
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2018年05月20日

女子だって手縫い靴を履きたいんですっ!

今回で5足目のOさん・・・。

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前作で手縫いのアンクルブーツ(アウトステッチ製法)を作成後、すっかり手縫いにハマってしまい、いよいよマッケイに挑戦です。

Oさんフルブローグ@.jpg

取り敢えず、こちらは仮履き・・。
ブローグ(親子穴やギザ抜き)も今回初めてなので、仮履きからしっかりと入れております。

そして、いよいよ本チャンへ・・・。

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漉き機で、アッパーを漉いて・・・、

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タンニン革を使っておりますが、ウイングチップのラインはヘリ返しをしております。
なかなか、手を掛けておりますね〜。

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いい感じに仕上がりました。
タンニンの革でもヘリ返しにすると、何となく“柔らかい”感じがして、磨きとはまた違った印象になります。

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メダリオンも自分でデザインを考えたようです。

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ベロの部分は、赤茶の革で“パイピング”を施し、ワンポイントのアクセントに・・・。

流石、5足目ともなると、初めての事にもどんどん果敢にチャレンジしていきますな。

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5oの床革で踵芯を作り・・、

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踵の本つり込み・・・・、


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更には先芯を入れて、トウの本つり込み・・・、

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ということで、吊り込み完了〜!
ここまでは、もう手馴れた感じですね・・。

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こちらは3o厚のベンズ革にマッケイ縫いを掛けているところ・・・。

先っぽになかなか手が届かず、やや苦戦を強いられておりますが・・・、

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最終的に本底、ヒールを取り付け・・・、

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完成〜!

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フルブローグでマッケイ製法の、メンズライクな靴となりました。

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またガシガシ履いてあげてくださいな。
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2018年05月11日

一足目のストラップシューズが完成〜!

先日、モカシンの型紙講座で、いわゆる単純な“インディアンモカシン”ではなく、“袋モカ”(もしくは“逆吊りモカ”)をやってみたい、という生徒さんがいらしたのですが、正直私も実際にやったことが無かったのでやってみることに・・・。

袋モカ試作@.jpg

靴づくりを始めるにあたり、学校やいくつかの教室へ通いましたが、これに関してはどこも教えてくれなかったので、色々と調べて、やっとここまで・・・。

デザインに拘りが無ければ、インディアンモカシンで十分ですし、ローファーやスリッポン、デッキシューズ等つり込み式でも同じようなスタイルで作成可能なので、敢えてこの方法でやらなくてもいいのですが(実際市場に出回っているものも少ない様に思われます。)、やはり中底が無い分“返り”が良い靴であることは確かなので、一度しっかりと作ってみようかな、と・・・。

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あと、作れない靴がある、というのも悔しいですから・・・。



と、普段の底縫いとは違う“掬い縫い”をしたせいか・・・、
袋モカ試作B.jpg

“ポッキっ!”と・・・。

やって待った.jpg

・・・・・。

今年のNHKは、“ふぎょぎょっ!”と、この“やってまったっ!”で流行語大賞を狙っているに違いない、と思う今日この頃・・・。



さてこちらは、昨年秋から初めて靴作りにチャレンジしているAさん・・。

ATさんストラップシューズ@.jpg

まずは仮履き作りで、肩を温めつつ・・、

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いよいよ本番へと突入。

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初めての吊り込みでやや苦戦するも・・。

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変な皺も出ず、綺麗にしあがりました。
ミシンステッチも、丁寧ですね。

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ビルケンの底材を削り廻し・・・、

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木型を抜いて・・・、

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完成〜!

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可愛らしい、ストラップシューズに仕上がりました。

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さあ、Aさん、次はどんな靴にチャレンジするのかな・・。

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2018年04月05日

1足目は・・・『半分、お願いします。』

こちら、初めての靴作りでいよいよ“つり込み作業”へと突入したAさん・・・。

ATさんストラップシューズC.jpg

仮履き(フィッティング)で片足分を一度やっている作業とはいえ、やはり初足ですので最初はドキドキです。

私もそうでした・・・。

ということで、靴作りは初めて・・・、という方には、

“両足とも自分でやりますか?それとも片足はこちらでやってみせますか?”

と、確認しております。

すると、6〜7割くらいの方は、

“では、半分、お願いします。

となります。・・・・・・・・・、スミマセン、また朝ドラタイトルネタです。本家同様2話分引っ張ってしまいました。
※??という方は前話をご参照ください。

ATさんストラップシューズD.jpg

手前の方は私が吊り込んだ靴・・・。それを見ながら進めております。



こちらも同じく1足目のNさん。

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Nさんもまた、『半分、お願いします。』コールを要請・・・。


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どちらも、上手に出来ましたね。

NTさんホワイトシューズE.jpg

お二人とも、次からは底付け作業へ・・・。GW前後には完成かな・・・。  
posted by tomo at 20:04| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年03月28日

2足目はハンドソーンで・・・。

1足目のレザースニーカーを圧着で仕上げたSさん。

STさんハンドソーン外羽根@.jpg

次足はハンドソーンウエルトで進めることに・・。
ということで、早速中底づくりです。

STさんハンドソーン外羽根A.jpg

底面の毛羽立ちと表面の吟を落とすため、ガラスで整えてます。

STさんハンドソーン外羽根B.jpg

こちらは仮履き・・。
最初は工房の木型を使って作成しましたが、今回は自前の木型で進めてます。

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大分慣れてきたのか、サクッと本番のアッパーを作成していきます。

STさんハンドソーン外羽根D.jpg

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前回のブログでも書きましたが、修理のお仕事(主に八方ミシンを使った修理)をされているようなので、一足目同様、ミシンステッチはやはり綺麗に仕上げてきますね。

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仮つり込みを終え・・、

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糸作り・・・。この辺からは初めての作業になってきます。

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9本撚りの麻糸にチャンを擦り込み、更にロウでコーティングを・・・。

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さて、いよいよ掬い縫いの作業へと突入・・・。

STさんハンドソーン外羽根J.jpg


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なかなか綺麗に仕上がりました。

ただ、Sさん力が強すぎるのか、この後の出し縫いを含めると、合計4回糸を切り、針も2回程折ってしまっておりますが・・・。

STさんハンドソーン外羽根L.jpg

と、なんだかんだで(※スミマセン、この後の出し縫い、ヒール付けは写真が消えてしまい・・・、)

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完成〜!

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2足目としては、なかなかの完成度ではないでしょうか・・・。

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今回は習作として色々チャレンジしていただいたので、是非足数を重ねてお仕事に生かしてください。
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2018年03月22日

デッキシューズが完成〜!

こちら靴作りは初めてという、水曜夜クラスのMさん・・・。

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一足目からご自身でタンニンの革を購入してきて作るという拘りよう・・・。気合が入ってますな・・。

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オリジナルは多分“袋モカ”スタイルの構造だと思うのですが、初心者にはチョット難しいので・・、ということで、つり込みスタイルの構造で進めていくことに・・・。

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ただ、裏地(ライナー)は付けず、また踵芯や先芯も入れない作りなので、革は2.5o弱とかなり厚めの革でチャレンジしてます。

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因みにこちらが仮履きで作成した靴・・。

MさんデッキシューズD.jpg

モカは手縫いで・・・、あと羽根〜踵周りをかっちりとさせるため、アッパーと同じ革を1.0o厚程に漉き、裏に縫い合わせ、3o強の厚みを確保しております。

これで、芯が無くてもキッチリ立ち上がり、型崩れもある程度防げると思います。

ただ、つり込みは大変ですが・・・。

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案の定、つり込みではかなり苦戦を強いられております・・・、が・・・・、

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なんとかいい感じで仕上がりそう・・・。

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最後はvibramのソールを貼り、グラインダーで削り廻して・・・、

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完成〜!

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Mさん、次はハンドに挑戦予定です。
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2018年03月13日

こちらはもう夏の準備っ!

こちら、昨年12月に一足目となるチャッカブーツを完成させたKさん・・・。

KYさんチャッカブーツF.jpg

次作は工房でなくても作業ができるようななにかを・・・、ということのようで・・・・。

というのもKさん、お仕事柄海外出張が多く、2〜3週間の現地滞在は結構ざらのようです。

そこで、木型を使わず現地で仕事終わりの暇な時間に、手縫いでチクチク進められるサンダルをチョイス・・。

KYさんサンダルA.jpg

ネットで見かけた、独特のデザインを真似て作ってみることに・・。

KYさんサンダル@.jpg

真っ赤なタンニンの革を使った、何だか雪駄のようなデザインですな・・。


ということで、先日出張後3週間ぶりに教室に来られた際には・・・、

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完成〜!

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そのまんま真似るのではなく、所々自分なりに独自の工夫を凝らしてますね・・・。

指又が痛くならないように革を巻くとか・・、革が伸びた時サイズ調節ができるように縫い留めたり、かしめるのでは無く、結び目で留めるとか・・・。

なかなか考えてますな・・。

392_3.jpg

ここ数週間・・、この冬にブーツが間に合うか間に合わないかの記事が続いた中、こちらはかなり季節を先取りしたKさん・・・。

ただ、出張先は常夏の地域なので、早速次の出張でデビューの予定・・。

因みにKさん、次はマイ木型を購入し、ハンドソーンにチャレンジ・・・。

やはり現地でチクチク進めるつもりのようです。
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2018年02月28日

こちらもギリ間に合った・・・、ムートンモカシンブーツ

なんとかこの冬に間に合わせようと、ブーツ作りに奮闘する方々が数名いらっしゃいますが・・、

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こちらもそのお一人、Mさん・・・。

3o厚のショルダーを底材(オパンケ仕様)として使う為、その下処理にかなりの時間を費やしてしまい、当初の予定よりもかなり遅れてしまいました。

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履き口を綺麗に整え・・・、

MさんオパンケブーツD.jpg

こちらは吟を落とした状態・・・。


一方、こちらはアッパーとして使用するため購入してきたムートン・・・。

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勿論、本物っ! フェイクじゃありませんよ・・・。
MさんムートンブーツA.jpg

ムートンって、“ストレート”と“巻毛”の2種類あるんですが、今回は“巻毛”の方を選択・・。
より“暖かブーツ”を目指します。

MさんムートンブーツB.jpg

こちらは、モカ&袋ベロ部分・・・。
足に当たる内側がモコモコ・・モコモコ・・・、確かに暖かそうですな・・。


MさんムートンブーツC.jpg

こういった毛足の長い革の場合断面を切りっぱなしにするとドンドン毛が抜けてくるので、別の薄皮を巻いて縫い付けております。

MさんムートンブーツD.jpg

モカに手縫いを施し・・・、

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オパンケを被せて、こちらもチクチクと手縫いを・・・。

MさんムートンブーツF.jpg

アウトソールはオレンジのvibramをチョイス・・。
グラインダーで削り廻して・・・、


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完成〜!

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冷え性の方垂涎のモコモコブーツ・・・。
超あったかそ〜!

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まだ暫くは寒い日が続きそうなので、ヨカッタ、ヨカッタ・・。
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2018年02月18日

この冬何とか間に合ったジョドパーブーツ

歴1年、2足目のTさん・・・。
今回はジョドパーブーツに挑戦です。

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一般的には“ジョッパーブーツ”とった方が馴染みがありますかね・・・。
昔インドの都市・Jodhpur(ジョドプール)の騎兵隊が履いていたズボン(ジョッパーズ)に合わせたブーツというのが、その名前の由来です。

どちらかというとメンズブーツのイメージですが、最近ではレディースデザインのものもよく見かけるようになりました。

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今回は、ベルトの金具(ゴールド)をご自身で購入してきて、レディース仕様で仕立てるようです。

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甲部の革は、クリッピングで癖付けをしております。
因みにアッパーの革もご自身で入手したものを使っております。

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最後に閂を縫い上げ・・・、

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縫製作業を完了・・・。

TIさんジョドパーD.jpg

ノート類を復習しながら、つり込み作業・・・、

TIさんジョドパーE.jpg

最後に、底付け作業を経て・・、

TIさんジョドパーF.jpg


完成〜!

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何とかこの冬に間に合いました。

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ところがTさん、何やら金具があまりお気に召さないようで・・・
(実は最初に購入してきた金具がネジ式でベルトに装着できないことが分かり、改めて購入してきたものなのですが・・、やっぱり気になっていたようです。)
また履き口も当初の設定よりも広くなり過ぎたのが気になるようで・・・、

ということで、3足目もジョドパーブーツに再チャレンジです。
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