まあ、この年になるとあんまり誕生日もうれしくは無いのですが・・・。
ところが生徒さんのお一人が一年前の記憶を辿って、うれしい誕生日ケーキをお持ち下さいました。

“よく覚えてくれてたね〜”
“私と丁度一週間違いでしたから〜”
・・なるほどね・・。
Wさん、来週の誕生日はオタノシミニ・・。
さて、暫くサボっていましたが溜まっていた完成作品を一挙にご紹介・・。
こちらはお馴染み、仙台から通っていただいているKさんの3足目。

Bカーフと、タンニンのナッパを使ったシンプルな外羽根。
なかなかいい色合いのコンビネーションです。

この色の組み合わせがお好きだとのことで、確かに似たような靴を以前履いて来てました。
既に持っているお気に入りの靴のローテーションに是非入れてあげてください。
さて次は男性のKさん。
ご自身で購入された革を使って、こちらもシンプルに内羽根の靴を作成。
2枚使いのように見えますが、実は同じ革に光沢仕上げの染料を塗ったコンビネーションです。

本来の靴作りの工程の前に“染め”の作業があったので予定より少し時間がかかりましたが、丁寧に仕上がりました。

塗りムラがなんだか木目のように見えて、返って斬新な表情になりました。
Kさん、余った革でダレスバッグを作ってますから、完成まで暫くお待ち下さい。
※完成したダレスはこちら⇒http://sakaiworks-bag.sblo.jp/archives/20120724-1.html
続いては、女性のOさん。
メンズっぽい感じで内羽根のフルブローグを完成させました。

メダリオンも入れるかどうか、かなり悩んでましたが、結局断念。
早く完成させたかったんだね〜。

ご覧のとおりミシンステッチも丁寧で、1足目の、しかもフルブローグ6ヶ月はまずまずのスピードでしたよ。
タッセルもお見事です。
こちらは2足目、女性のKさん。
1足目の真っ赤な型押しから一転、今作は黒をベースにシックな感じのスリッポンに。

しかし、よく見ると甲部の抜き穴や、履き口のクッションには、ゴールドを使用。

ワンポイントの煌びやかさが、彼女のトレードマークのようです。
さて、最後は、Wさんのリボンパンプス。

リボン作りにかなり悪戦苦闘を強いられましたが、キレイなリボン仕上がりました。

皆さん、お疲れ様でした〜。
また次の作品に突入する人、改めてガンバレ〜。