2010年07月18日

掬い縫い&マッケイ

昨日の梅雨明けの勢いに乗じて、連続更新!

こういう勢いというのは大事にしないとね・・。

さて、日曜クラスは一足目から高度な技術に挑むチャレンジャーさん達が揃ってます。

まずは、オパンケの掬い縫いに悪戦苦闘しているSさん。
Sさんオパンケ掬い縫い.jpg

すでに空けてある縫い穴に掬い針で慎重に縫い進めるも、なかなか針が穴に通らず四苦八苦・・。

Sさんオパンケ掬い縫い2.jpg

しかし後半では、だいぶ慣れてきたのか、サクサク進めて片足がようやく完成!
次週には掬い縫いは終了しそう。

さてもう一方のYちゃんは、一足目からマッケイ製法に挑戦。

こちらは以前靴の学校に通っていたこともあり、吊り込みまではとってもスピーディー。

で、今日からいよいよ溝起し。
Yちゃんどぶ起し.jpg

またの名を“ドブ起し”とも言い、とっても気を使う難しい作業です。
貼り付けた底材と靴本体をダイレクトに縫うのがマッケイですが、本底裏にステッチが出てしまわないよう、本底側面から微妙な角度で包丁をいれて、後でステッチを革で隠せるようにする作業です。
刃が浅すぎると切れてしまうし、深すぎると捲れなかったり、刃が貫通してしまったり、とかなり高度な技です。

しかし、そこはYちゃん。包丁裁きも手馴れたもので、“疲れた・・”とは口では言いながらも何とかやってのけちゃいました。

その後は、打ち込み錐で縫い穴を開けていきます。

Yちゃん打ち込み錐.jpg

この穴あけもちょっとコツがいります。
ヒールから中足部までは普通に打ち込んでいきますが、爪先部分は少し斜めに打ち込みます。
なぜなら、後で手縫いで進めるとき、靴の先っぽにはなかなか手が入らない為、少しでも手が届きやすいようにするためです。

と、文章で書くとなんでもないようなんですが、これが以外に難しいんです。

案の定Yちゃんもかなり苦戦・・。浅すぎて一部貫通していなかったり、なんていう部分もありましたが、まあ最初にしては上出来でしょう。

で、次は糸作り。
今回は五本よりの麻糸を使います。
下準備として5本に縒られている糸の先を一旦1本ずつにほぐし、それぞれの先を爪やガラスで漉いて行き極細状態にします。
で、それをまた縒ったあと、今度は糸に強度を持たせるため、マツヤニをすり込んでいきます。

Yちゃん糸づくり.jpg

壁掛けに糸を引っ掛け、マツヤニをすり込むYちゃん。
高速すぎて写真ではよく分かりません。

マツヤニの後、すべりを良くする為蜜蝋を更にすり込み、ようやく糸が完成。

さあ、次週はいよいよ靴本体と底材を手縫いで進めていきます。

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