2018年09月06日

9cmヒールのパンプスを作ってみる。

前作でノルウィージャンのマウンテンブーツを作成し、今回で3足目のUさん。

Uさんパンプス@.jpg

婦人靴の卸しのお仕事をされている関係で、今回はパンプスを作成することに・・・。

Uさんパンプス@.jpg

当教室では、基本5p以上のヒール高の靴は作りませんが、ご自身で木型をご用意されてきたので、まあ今回は特例ということで・・・。

UさんパンプスA.jpg

全体的に華奢に見せるよう、中底も通常使用するバッカーよりも薄めで作成するため、特注仕様で進めております。

UさんパンプスB.jpg

一旦水で濡らし、しっかりと癖付けをしたものに、

UさんパンプスB.jpg

シャンクも、木型のカーブにしっかりと合わせたものを固定していきます。

UさんパンプスC.jpg

因みにヒール高は9p・・・。
これまでも、何度かヒール高のものは作ってきましたが、今のところ当工房では最高値ですかね・・。

UさんパンプスE.jpg

履き口が少し“笑って”ますね・・・。
履き口が笑う、というのは上の写真のように、少し隙間が空いてしまっている状態の事です。

型紙作成の際、どの靴でも(短靴の場合ですが・・、)履き口が開いてしまうことを抑える為、ヒールポイントの位置を調整します。
ヒール高が10o〜20o位の靴の場合、展開の際約5o〜10o程履き口(ヒールポイント)を上げるのですが、今回は、今まで経験のない高さでしたので、15o程上げてはみたのですが・・・、

まだ足りなかったようです。

多分、20〜25o位は上げないとダメみたいですね・・・。

まあ、今回は仮履きなので、取り敢えずはこのまま進めてみることに・・。
UさんパンプスF.jpg

ヒールに巻き革を施し・・・、

UさんパンプスG.jpg

ヒールをネジとスクリュー釘で固定し、

UさんパンプスH.jpg

何とか、完成〜!

UさんパンプスI.jpg

Uさん、今回は奥様の足のサイズに合わせた木型で、当初はしっかり本番まで進める予定でしたが、今回は“習作”ということで、このパンプスは取り敢えずは一旦ここで終了・・・。

UさんパンプスJ.jpg

なぜなら、めでたく今年生まれた第一子(女の子)のベビーシューズも作成予定だったのですが、このままだとファーストシューズが間に合わなくなってしまうため・・・。

ということで、次からは愛する我が子のベビーシューズ作成に取り掛かります。

愛する奥様へのパンプスはというと・・・・、

今のところ未定のようです・・・。
posted by tomo at 11:13| Comment(0) | 工房及び教室のこと
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