
昨年秋に、手縫いのモカシンブーツを完成させた後、
“次は自分で買ってきた革を使って、同じような靴を作ってみたいっ!!”
ということで、モカシンブーツ“第2弾”です。

因みにこちらが昨年秋に完成させた靴・・。
全体のシルエットは同じですが、多少デザインも変えるので、型紙も再度作り直しました。
また、工房においてあるサンプルを見て
“オパンケにチャレンジしてみたいっ!”
ということで、オパンケ仕様で再チャレンジです。

オパンケとは、こんな感じで3mm圧のショルダー革を水で柔らかくし、木型に馴染ませて作り上げ、その船底とアッパーの革とを縫い上げていく製法のひとつです。

下処理も済み、あとはアッパーを作り上げ、この船底に乗せて木型を抜いた後縫い上げていきます。
磨きも8割方済んで、テカってますね〜

中段、一番右端の靴が、今回のアッパー・・。
どうやらこの“カラシ色”の革を使ってみたかったようですね・・。
そんでもって出来上がった靴がこちらっ!!

お〜、また全て手縫いですよ。

あれっ!?
オパンケ付いてないっ!!!
どうも、手縫い具合が気に入らないらしく、今回のこの靴はオパンケは付けずに、そのままダイレクトにクレープの底材をつけているようです。
“今回の靴は手縫いの穴の位置が微妙で・・・、穴が破れて壊れるのが嫌なんで、今回はこれで・・・。次もう一回同じ型紙でもう一足作るので、オパンケはそっちで使います。”
とのこと・・。

好きだな〜。
というか、完璧主義なんですね!
という訳で、次回第3弾に乞うご期待!