2019年01月29日

サイドゴアだけど、クリッピング・・・、する?しない?

サイドゴアのブーツを作成中のKくん・・・。

Kくん型紙(サイドゴア)@.jpg

型紙を基に甲部分の革を裁断しております。

ブーツでよくあるのが、“クリッピング”という技法。
甲部から足首に掛けての曲線を一枚革で作成する場合、縫製前に癖付けをすることをクリッピングといいます。
通常、浅草にある専門の業者さんに依頼しておりますが(1枚300円前後でお願いできるので・・)、勿論自分で行うこともできます。

Kくん型紙(サイドゴア)A.jpg

今回Kくんは、勉強の為自力でやってます。

Kくん型紙(サイドゴア)B.jpg

最初は、なかなか皺が消えてくれませんが・・・、

Kくん型紙(サイドゴア)C.jpg

繰り返し、ワニで革を引くことで・・・、

Kくん型紙(サイドゴア)D.jpg

ピッタリ〜!
慣れるまで大変ですが、超気持ちいい〜!

Kくん型紙(サイドゴア)F.jpg

ということで、こんな感じで・・・。



一方、こちらは短靴のサイドゴアを作成中のYさん。まだ、仮履きですが、

YIさんサイドゴア@.jpg

一生懸命吊り込んで・・・、

YIさんサイドゴアA.jpg

こちらも、綺麗に皺が消えました〜。

YIさんサイドゴアB.jpg

因みに、こちらはクリッピングはせずに、通常のつり込みだけで作成しています。

ここで重要なのが、短靴orブーツの違いということではなく、短靴でもクリッピングが必要な場合もありますし、逆にブーツでもクリッピングが不要なケースもあるということ・・・。

つまりエラスティック(ゴム)がどの位置に来るかによって、クリッピングが必要な靴なのか、そうでないのかを見極める必要があるわけです。

YIさんサイドゴアC.jpg


お二人は理解できたかな・・・。
posted by tomo at 14:56| Comment(0) | 靴専科・型紙づくり

2019年01月15日

2足目Kさん、ハンドソーンウエルト進行中!

2足目のKさん・・・。

KYさん外羽根@.jpg

最初の靴は、セメンテッド製法のチャッカブーツを仕上げ、今回ついにハンドソーンウエルテッド製法にチャレンジです。

KYさん外羽根A.jpg

木型も専用のマイ木型を購入・・・、気合が入ってます。

ということで、まずは仮履き作成・・・。

生徒さんにお配りしている、“仮吊り込み・本吊り込み”の説明書を読み込みながら・・、

KYさん外羽根B.jpg

大分、要領を得たみたいですね。

KYさん外羽根D.jpg

木型の選択、及び補正もまずまずのようで、このまま修正無しで行けそうですね。

KYさん外羽根E.jpg

デザインは、オーソドックスなストレートチップのよう・・・。

KYさん外羽根C.jpg

で、早速本番へ・・・。
まずは、中底加工の作業です。

KYさん外羽根F.jpg

革包丁を上手く使い、

KYさん外羽根G.jpg

掬い縫いの為の“土手”を作っていきます。

KYさん外羽根H.gif

アッパーは、少し硬めの濃茶の革を選択・・。

KYさん外羽根I.jpg

仮吊り込み作業・・・。
全体のバランスを見ながら、アッパーの癖付けも兼ね、2〜3度同じ作業を重ねていきます。

KYさん外羽根J.jpg

本つり込みを終え・・、

KYさん外羽根K.jpg

折り返し地点ともいえる、掬い縫い作業が終了〜!

KYさん外羽根L.jpg

なかなかいい感じで仕上がって来ました。

次からはいよいよ後半戦、出し縫い作業からヒール積み上げ作業へと入ってまいります。
posted by tomo at 15:37| Comment(0) | 工房及び教室のこと