2017年06月15日

底材に革の色を合わせてみた。

3〜4か月程前・・・、弱冠ハタチのMちゃんが作っていた“ドクターシューズ”を見て、

“次作は、自分もこれを作ってみたいっ!”
とおっしゃっていたSさん・・・。
※因みにMちゃんのドクターシューズはこちら⇒http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20170216-1.html
SさんドクターシューズD.jpg

ドクターシューズ・・・、なかなかファン層が広いですな・・・。

ということで、型紙はこんな感じで・・・、
SさんドクターシューズF.jpg

前作の“サドルシューズ”に比べ、とってもシンプルな構造です。

ただ、簡単すぎというのもなんなので、オリジナル同様今回は“ノーシーム”にチャレンジです。

“ノーシーム”もしくは“シームレス”とも言いますが、
Sさんドクターシューズ@.jpg

こんな感じで・・・、(表:アッパー面)

SさんドクターシューズA.jpg

縫い目が見えない作りです。(裏:ライナー面)
簡単にいうと、“縫い割り”と“ヘリ返し”の複合技のような感じですかね・・・・。

革は今回ご自身で購入されてきた“赤茶系”のかなり厚めの革でしたが、
SさんドクターシューズB.jpg

頑張って吊り込みました・・。

SさんドクターシューズC.jpg

フィッティングも厚手の革に慣れる為、練習も兼ねて同じ革でチャレンジ・・。

SさんドクターシューズE.jpg

いい感じで仕上がりましたので、早速本番へ・・。

SさんドクターシューズG.jpg

無事、両足ともつり込みを終え・・・、

SさんドクターシューズH.jpg

“ノーシーム”・・・、なかなかいい感じです。

SさんドクターシューズI.jpg

で、底材を付ける下準備へ・・・。

SさんドクターシューズJ.jpg

グラインダーも大分慣れてきましたね。

SさんドクターシューズK.jpg

底材は、前作と同じもの・・・、レンガ色のヴィブラム2055をチョイス・・。
実は革の色も、この底材の色に合わせて購入されたとのこと・・。

大分お気に召されたようですね。

SさんドクターシューズL.jpg

でもって、本体に“パコッ!”とはめ込んで・・・、

348_1.jpg

完成〜!

348_5.jpg

アッパーと底材が同色で、白の細い押し縁が差し色として効いてます。

シンプルな構造だからこそ、“ノーシーム”が際立ってますね。

348_7.jpg

Sさん、次作はまたまたヤングなデザインを検討中とのこと・・・。愉しみです。
posted by tomo at 20:09| Comment(0) | 工房及び教室のこと