2012年11月15日

教室風景〜2012秋

久しぶりに教室風景・・・。

まずは前回登場の韓国女性・Yさん。

114_thumb.jpg

スタートから凡そひと月程でここまで来ましたよ。

やはり2枠連続、週6時間だと、ペースも速いですね〜。


Yさん内羽根@.jpg

11月に入ってからいよいよ底付け作業です。

セメンテッド(圧着式)なので、しっかり底面を均していき、中央部には板コルクを埋め込んでいきます。

ここからはグラインダを使った作業がふえていきますが、やはり使い慣れない機械・・・。

アッパーに傷が付かないか、結構ドキドキです。
Yさん内羽根A.jpg

Yさん内羽根B.jpg

吊り込みでチョット避けてしまった吊り込み代も上手くごまかせました・・。



Yさん内羽根C.jpg

底材を切り出して・・・、

またまたグラインダで削りだし・・。



ときどき韓国語なのか、意味不明の奇声を発しながらも・・、

Yさん内羽根完成.jpg


何とか完成〜!


その間に、お友達のCさんは、ご自身で購入された3万円以上するブーツを・・・、

Cさんブーツ@.jpg


スパッと真っ二つ〜!

CさんブーツA.jpg

色違いで買った同ブランドブーツと、長さを揃えたいとのこと・・・。

裁断の後、履き口はしっかりとパイピングを施し、イメージ通りに仕上げがりました。


Cさん、見かけによらず、大胆なのね・・。

それにしてもYさん、一時帰国の前になんとしても完成させたかったプレゼントの靴。

間に合ってよかったですね〜。


年明けに再度日本に戻ってきて、今度はお母様の靴を作られるとのこと。

Yさん、待ってますよ〜。



さて、こちらは同じく火曜クラスのKさん。

Kさんハンドソーンアッパー作.jpg

こちらで作成した型紙を大幅に変更した、かなりオリジナリティあるシルエットのブーツが進行中です。


踵には、贅沢にもエイ革を使用・・・。

KさんハンドアッパーA.jpg

これだけで約¥4,000也・・・。

高〜っ!!

失敗は許されませんね・・。


履き口のパイピングや、ファスナー部分もとても丁寧・・・。

靴作り2足目とは思えぬ、とても美しいステッチです。

KさんハンドアッパーB.jpg

ライナーには、真っ赤なピッグスキン・・・。

これは完成が愉しみですね。



続いては、ピチピチ女子大生のNさん。

なんでも大学の研究の一環で、中世の靴を再現したいと、当工房に通っていただいてます。

奇しくもつい先日、マリー・アントワネットの靴がオークションで落札されたというニュースが流れましたが、まさにその時代の靴を再現したいとのこと・・・。


彼女曰く・・・、

時のフランス王妃、マリー・アントワネットは贅沢の極みを尽くした生活で民衆の反感を買って処刑されたわけですが、その後の10年程は、庶民は全くヒールの無い靴を好んで履いていたとのこと・・・。(※Nさんのお話しをさらっと聞きかじっただけなので、正確でなかったらごめんなさい。)


まあ、贅沢に対するアンチテーゼのような意味合いなんでしょう・・。

という訳で、今では博物館等に収蔵されている当時の靴を、写真だけの情報で再現していきます。

Nさん古典靴@.jpg

表地にはコールテン生地、裏はサテン生地と、刺繍も相まってとってもエレガントですが・・・。

吊り込みが心配な今日この頃・・・。

ま、何とかやってみましょっ。

posted by tomo at 18:11| Comment(0) | 工房及び教室のこと