2012年03月29日

革ベルト

鞄作りのカリキュラムもほぼ中程まで進み、次は革ベルトへ・・。


タンニンのしっかりとした革を使おうかとも考えましたが、今回はクロム革ですすめることに・・。


理由としては・・、

@タンニンでのコバ磨きはこれまで散々やってきたので(・・コバ磨きは奥がとっても深いので、もちろんまだまだ精進が必要ですが・・)、今回はクロム革で“バスコ”&“熱ゴテ(アイロン)”を使ったコバにチャレンジしてみたかったのがひとつ。

A単なる一枚革を切ったものではなく、表面と裏面の革の間に“芯”を入れることにより、ぷっくらとふくらみを持たせたベルトにする為。

Bそしてなによりコスト削減の為。

ベルトって、おおよそ100cmx幅3〜6cm程を直線で採るんですけど、革の厚みを均一にすることや傷等を避けたり、などと考えると現物の面積の割には結構もったいない採り方をする。

一枚革なら厚めのタンニンでもありですが、サンプルとして作るにはちょっと勿体無いかな・・と。


とまあ、そんなこんなで結局¥30/dsの廉価な革で進めてみました。


ベルト製作途中.jpg


高くていい革を使えば、それゃもちろんいい物が出来上がりますが、

原価を抑えていいものを作るということも大事かな、と・・・。

革を扱っていると、どうしてもタンニン > クロム的な図式が出来上がってしまいますが(もちろんクロムでも高価な革も沢山ありますが・・)、色の豊富さではクロムなめしの革の方が圧倒的に強い。

今回は単調な茶色でしたが、個性的でオリジナルな色彩のベルトを、と考えた時にはこちらの方が作る楽しみは圧倒的に大きいかも・・。
posted by tomo at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年03月17日

ファーバック

またまたご無沙汰のブログ更新ですが、今日は前回に引き続き新作バックのご紹介・・。

今回はファーを使ったバック・・。


本来はクラッチバックかハンドバックの予定でしたが、このバックを使ってくれるという方が、

“たすき掛けにしたいっ!”

と急に言い出したので途中から路線変更・・。

またファーも、

“アニマル柄は大阪のオバちゃんっぽいからイヤっ!”

ということなので、ラビットをチョイス・・。



で完成したのがこちら・・・。



ファーバック1.jpg



なんか、毛並みの良い大型犬みたいだな〜。



靴ではまず使うことの無い革ですが、バックや小物等では結構好きな人は多いようです。

なので、まぁ練習がてらということで・・・。


以前タバコケースを作った時は“通しマチ”といって、両側面と下部のマチが繋がったものと、前後の胴をそれぞれ縫い合わせる形で製作したもの。

今回はいわゆる“横マチ”といって前胴と後胴が繋がっていて、両側面にそれぞれマチが付くというパターン。

でもって、縫いは“外縫い”。

小物作りもある程度こなしてきたので、ここは敢えて困難なパターンでチャレンジを・・


これって厚くて堅い革を無理やりミシンの抑えに入れ込んで縫うので結構大変なんですが、今回はとっても毛並みの長いラビットファー・・・。


ウ〜、思ってた以上にム・ヅ・カ・シ・イ・・・


ファーバック4.jpg

毛が・・・、進行方向を完全ブロック・・



何とか苦戦しながらも完成しましたが・・・、今後毛足の長い革は内縫いにしよっ。

ファーバック2.jpg

ファーバック3.jpg
posted by tomo at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記