2011年09月23日

台風15号

1日あいだが空いてしまいましたが・・・、

台風凄かったですね。

私も夕方のピークの頃に、コンビニへちょっと買い物・・、と外へ出てビニール傘を開いた瞬間、

バサッッと、

・・・やられました。

あれじゃあ、さぞ傘も驚いたことでしょう。

なんせ秒殺でしたから・・。




翌日は、台風一過の気持ちの良い朝にチョット早起きしてお散歩へ・・。

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もう道の至る所に残骸が・・。

この日一日でいったい何本の傘が召されたのでしょう・・。


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木も変な曲がり方してるし・・・。


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えっ!? これは・・・、ギャグなのか本当にこうなったのか・・・。




と、台風で少し暇だったので、今週はずっと私の机に放置されていたマイシューズの仕上げに・・。


教室の生徒さんからも、

“先生がその靴触ってるとこ、見たこと無い”

等と揶揄されておりましたが、


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完成しましたよっ!!


今回はハンドソーンウェルトで・・。

以前のフォーマルなのは、革底で仕上げてしまったのでアスファルトや大理石ではスベル、スベル・・。

雨の日などは怖くて履けません。まあ仕事柄フォーマルな靴を履くことも殆ど無いのですが・・。


ということで今回の底材は、3mmのミッドソールに出し縫い後、3mmのラバーソールで圧着とより実用的に・・・。

出し縫いが通常の5mm厚から3mmになったことでサクサク出し針がとおり、且つ最終的にラバーorスポンジソールを圧着するので、わざわざドブ起しもせずに済み、作業効率はかなりアップ!

またソールに異なる素材を使うことで生じる返りの悪さは、ミッドソールのBPのラインに合わせ複数本包丁で切り込みを入れることで解消できるので、履き心地度もアップ!


革底の方が“かっこいい”という気持ちも分からないではないですが、現代社会ではこちらのほうが圧倒的に実用的です。

また作業効率が上がれば、当然オーダー靴としての費用も抑えられるので、今後のハンドソーンのオーダはこの方法がお進めです。


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明日から早速ガシガシ履き込もうっと・・。

2011年09月17日

メンズ靴完成

今週は、男性お二方の靴が完成〜。

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一人目のM君は今春大学に合格した、大学1年生。

学生さんなのに、教室の授業料はしっかりアルバイトで捻出しているとのこと。

まわりのお姉様方からは、

“若いのに偉いわねー”

と感心されながら早4ヶ月・・・、ついに外羽根の靴が完成しました。

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サークル活動やアルバイトで忙しい中、振替を上手に使いきっちり4ヶ月で一足目を完成〜。


ガシガシ履いて、みんなに自慢してあげてくださいな。



最終日に、学生さんということもあり、

“これで終了だよね〜”

と確認したところ、やはり金銭的に厳しいので一旦退会しますが、

“また戻ってきてもいいですか?”

とうれしいお言葉・・。


今度は彼女を作って、彼女の靴を作りにまた戻ってきたいとのこと。

M君、愉しみに待ってますよ〜!



続いては2月から通っていただいているTさん・・。

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アンティコのMボックスという、メンズの靴には少し勇気のいる色合いの革でチャッカーブーツをコツコツと作成。

明るい色の革なので、汗やワニの錆び等が革に付いてはいけないと、手袋をしながら丁寧に進めてきました。


それでも、側面にややシミっぽい色が残りましたが、それはそれでいい味になっているように思います。

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実際、履いてみると意外とジーンズに良く合う色合い・・。

今度自分もこの革で作ってみよっと。


上質のタンニン革なので、是非履きこんでいい色に育ててあげてください。

Tさんも2ヶ月程お休みして、別の木型でもう一足作ってみたいとのこと。

2人とも、またお待ちしてマース。

2011年09月06日

パンプス完成

こちらはくつ歴2年目のWさん。

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そのWさんのパンプスが完成〜!

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パンプス・修正用の木型を入れてから4ヶ月程経ちますが、その木型を使った生徒さん第一号の靴の完成です。


小柄なWさん、足サイズも小さめで普段購入する靴も21.5〜22をチョイスされていたようですが、
ワイズは合っていても、踵が脱げてしまっていたようです。

今回の木型は通常の木型と比べ、かなり踵のスケールが小さい為21か21.5か悩むところでしたが、フィッティングから21.5をチョイスし作成。


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完成後早速足入れ・・・。相変わらずドキドキする瞬間です。

Wさん曰く、

“お〜、ぴったりぃ〜。これなら走れそぅ〜!!”

よかったよかった〜。

2011年09月02日

パンプスフィッティング

くつ歴2年目のKさん。
かなりの外反母趾で、靴にお悩みということでおととしから当工房に通われてます。

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フットプリントからも、外反母趾がよく分かります。

このフットプリントを元に、木型を調整・・。

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市販靴では23.5のサイズを履いてらっしゃるとのことですが、足長・かかと等から判断して22.5の木型を使って肉付けをしていく・・。

もちろん外反部分も細かく採寸。
瘤の大きさ、位置はもちろん、隆起している高さ等も細かく数値として反映していく。


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両足分の仮履きですが、なんとかぴったりフィット。

Kさん仮履き2.jpg


まだ20代のうら若いレディー故、足の写真を取ることにためらいながらも、何とか協力いただきました。


暫く表を歩いてきてもらい、状況を改めて確認したところ、踵のフィット感はもちろん、外反部分の痛み等もないとのこと。

ただ強いて言うなら踵が左よりも右の方が若干ゆるく感じるかも・・、とのことなので再度木型を調整し、次回からいよいよ本番に突入です。