2011年02月13日

裁断机

日曜日の午後クラス。

今は3名の生徒さんに通っていただいていますが、丁度ライナーの裁断が皆さん重なってしまう。

革を裁断する時って、大きく広げるので兎に角場所をとります。

Aさんライナー裁断.jpg

Aさんは内羽根のライナー。

Fさんライナー裁断.jpg

同じくFさんはブーツのライナー。

Tさんライナー裁断.jpg

そしてTさんはチャッカーブーツのライナー。

生徒さんの作業机ではお隣さんの邪魔になってしまうので、私の作業机も使ってもらって裁断していただく。


裁断用の広い机が欲しいと思う今日この頃・・。

話しは変わりますが、先日もこちらで書いた木型の補正&確認作業・・。

パンプス、ローファーとそれぞれの木型補正とその違いを履き比べてきましたが、今度は羽根ものです。

取敢えず、オーソドックスな外羽根にしてみる。

木型修正・外羽根フィッティ.jpg

パンプス・ローファーと異なり、今度は履き口が狭いので木型の補正の仕方も随分と変わってくる。

パンプス・ローファーでは、踵部の肉の逃げ場を作るように蝋を盛っていったが、今回のような羽根や紐で調整できる靴は、本来の木型の形に戻してすっきりとさせる。

また、自分は特に甲高なのでボールガースの補正だけでなく、甲部分にかなり蝋を盛っていく。


舟状骨を中心に足の各部のサイズを測り、その数値を元に木型を補正していくのだが、数値だけではなくやはり見た目の美しさも重要・・。

最初に数値をあわせたモノは、斉藤先生よりダメ出しをくらう・・・。


先生に同じように盛ってもらったものとの違いを見ると、一目瞭然・・。

数値をあわせることと、見た目のバランスが難しい・・。


木型は奥が深いな〜

2011年02月04日

木型補正

最近、お陰様で教室の方を忙しくさせていただいておりまして、自分の靴を作ることもめっきり少なくなってきてしまいました。


すると、どうしてもフィッティングの感が鈍るというか・・・、

教室やオーダーでのフィッティングは、皆さんの感想・感じ方も十人十色なので、本当に正しいかどうかの判断が自分ではなかなか出来ない・・。

ということで、古くから靴の学校・教室を運営されている【hiro】さんの“木型講座”へ、少し前から通わせていただいています。


これまでは履き口の広いパンプス等は、十分なフィット感が出せないため、ストラップ等を付けたデザインで作成しておりましたが、中には、

“どうしてもストラップはイヤっ!!”

なんて方もいらしたりなんかして・・、

どうしたもんかと・・・、


とそこで、パンプス等でもしっかりと足に付いてくるような木型の研究をされている斉藤先生に教えを請おう、ということに相成りました。


で、まず最初に作ったのがこちらのマイパンプス。

マイパンプス.jpg

もちろん自分で履きますからっ!

マイパンプス履いてみた.jpg

こんな感じで・・・、

この2週間程は、これで近所のスーパーとかビデオ屋さんとか行ってますけど・・。

たま〜に、足元見て引いてる方もいますが・・。



少しでも目立たないよう、迷彩柄の革を選んだのが返ってあだとなったかも・・・。



まあ、冗談はともかく、兎に角勉強になります。

これまでは、各ポイントの数値を合わせるだけで何とかやってきましたが、パンプスやローファー、紐靴等など、靴の種類によって肉付けするポイントが異なることや、中底にも加工をして、足が靴の中で遊ばないように工夫をしたりと、もう毎週、目から鱗ってやつです。


マイローファーフィッティン.jpg

今試しているのはローファー。

これはフィッティングですが、来週は今作成中の本靴で違いを実感してみようと思います。

マイローファー(スウェード.jpg


因みに、使っている革は生徒さんに今いち人気がない革をチョイス。

迷彩っぽいモスグリーンと、パープルのスウェード。

単価低い割には、結構しっかりしてるのに〜・・。


皆さんの分を残しておくため、なるべくトラ部分や端っこ使ってますよ。

悪くないでしょ、今度誰か使って〜!