2009年03月28日

追っかけ記録D〜スニーカー編

先週の連休で実家へ帰省してきたというAちゃん。
お土産に、福井名物“羽二重もち”の最中をいただきました。

羽二重もち.jpg

羽二重もちって“雪見だいふく”っぽくて美味いよね〜。ありがたく早速いただいちゃいました。

土曜の同じクラスのOさん、今日は急遽お休み。スイマセン、賞味期限が近いので来週までは残っていませ〜ん。残念!
Aちゃん、今度は福井が誇る銘菓、“絶品”水ようかんをお願いしま〜す。


さて作業のほうは、前回フィッテングも終了し今日からいよいよ本チャンに突入です。

若干修正した型紙を使って、まずは革の荒断ち。革のチョイスがなかなか渋い。
革・荒断ち.jpg

銀ペンと銀ペンコンパスを使い、型紙を充てていきます。大きな革には傷等で使えそうに無い部分もあるので慎重に場所を選び、また革の伸びの方向にも注意しながら・・・。

さすが本番モード、とっても慎重です。型紙どおりに線を描くだけなのに1時間近く革とにらめっこ・・・。
・・ちょっと考え過ぎじゃないか?

その後の裁断も慎重に、慎重に・・。
革・裁断.jpg

しかしさすがに5週目、革の裁断もとっても上手になりました。

きれいに裁断された革を漉き機で漉いた後、今度は履き口等の“折込み”です。
ここはフィッテングではやっていない作業なので、実際に1パーツをこちらでやって見せる。

まず、履き口の裏に細い伸び止めテープを貼り、型紙をクリップでしっかり固定します。で、折り込む部分に糊をつけて“目打ち”を使って折り、折り・・。
カーブの“谷”部分は切り込みを入れて、そして“山”部分はひとつの山を2つ、4つ、8つ・・と少しずつ山を小さく潰していき、なだらかな曲線にしていきます。

細かい作業なので人によって好き嫌いがありますが・・。Aちゃんはどうでしょう?
この作業で、結構性格が分かったりして・・。

次週、Aちゃんの性格が判明!?


2009年03月15日

追っかけ記録C〜スニーカー編

来週の3連休で実家へ帰省予定のYさん。
なので今日は、その分を消化する為、2枠連続・計6.5時間の教室です。

まずは先週からの続きで、ライナーとアッパーを糊で仮止めし、ミシン縫いを・・。
今回は外羽根タイプの靴。甲の前部分(ヴァンプ)と後ろ(クォーター)を縫い付けるわけですが、この部分は歩行時に最も力が加わる部分なので2重に縫い付けますが(いわゆる“閂止め”)、今回はミシン縫い+手縫いです。
閂止め.jpg

手縫いでチクチク・・。
平面の革が、ようやく立体になってきました。

次はいよいよ吊りこみです。
木型にあわせ、しっかり位置決めをして、まずは踵から・・。
一度こちらでお手本をお見せしてから、実際にチャレンジ。

ワニで革をつまんで引っ張り、クイッと手首を回して革を少しずつ寄せて・・。餃子の皮のヒダを作るみたいな感じで・・。
なんて書くと簡単ですが、慣れるまでは、???みたいな・・。

暫くは黙々と作業に没頭・・。なんとなく感じがつかめてきたみたいです。納得いくまで何度か繰り返し、釘を打ち込んでいきます。
釣り込み.jpg

踵同様、トップも吊りこんでようやくフィッティング完成!
では履いてみましょう。

Yさん仮履き.jpg

今回は見事ジャストフィット。
ベロの長さや履き口の深さを多少調整することを確かめ、型紙を若干手直しして来週から本番です。

6時間以上ぶっ通しの作業で、さぞお疲れかと思いきや、
“全然大丈夫ですよ”
とのこと。
是非、次は10時間連続にチャレンジしてみて下さい。

2009年03月08日

追っかけ記録B〜スニーカー編

前回、フィッティング革の切り出しが終わり、今回は仮履き靴の組み立て作業に入ります。

アッパーとライナーのクォーター部分(腰革:インステップ〜踵部分のこと)をきっちり型紙どおりに貼り付けます。
革の切り出しの為バラバラになった型紙を再度セロテープでくっつけ、その形どおりに革も貼り付けておくことが重要です。
踵の貼りシロが1mmとか1°狂うことで、前の閂部分が4〜5mm狂ってきてしまうので、ここは慎重に。

また、甲〜ベロ部分のアッパーとライナーを仮止めして、それぞれミシンで縫い上げます。

と、ここまでのミシンはこれまでやった練習どおりなのですが、次が重要です。

クォーターのアッパーとライナーの縫い合わせについては、外径と内径の差があるので、貼り合わせ+ミシンに掛ける時ちょっとしたコツがいります。つまり平面ではなく完成時に立体になるよう、外径と内径の差を均等にまぶすよう糊付けし、ミシンではその形をキープしながら縫っていきます。
仮縫い.jpg

気持ち、革を前後に引っ張りながら、慎重に縫い進めるYさん。

いつにもまして慎重です。

縫い終わったクォーターは、履き口部分からはみ出たライナーを“市切り”という道具で切り出していきます。
市切り@.jpg

ミシンがけの極度の緊張が解けたのか、市切りでちょっこっと脱線。

市切りA.jpg

途中で仕切りなおし・・。

2009年03月07日

角鋲好き

以前ご紹介した、ローファーにチャレンジしているTさん。
“星をいっぱい散りばめた”黒いローファーの予定でしたが・・。
色々と紆余曲折がありまして、イミテーションモカシンに路線変更です。

150個のカシメでいっぱい星を作る予定もなくなっちゃいました。

女心は変わりやすいのです。

代わりにご自身で用意してきたアイテムがいわゆる“角鋲”です。

モカシン・錨.jpg

甲に大き目の角鋲が7つ付いてます。
これ以外に、この後工房にある“小”角鋲が5個プラスされます。

実は写真では写っていませんが、彼女のセーターにはもっとでっかい角鋲が手首の周りにぐるりと付いてます。

どんだけ好きやねんっ!!


バックショット+手首の写真撮ろうとしたら、一言

“事務所通してくださ〜い。”


・・・とってもお茶目な方です。


2009年03月01日

追っかけ記録A〜スニーカー編

カンペール風のスニーカーを目指すAちゃん。
今週は、ミシン練習の続きからスタートです。

直線縫い、返し縫い、カーブ縫いを終え、今回は針を変えて縫い割りの練習です。トータルで、かれこれ3時間近くやってきたせいか、もう“脱線”はありません。

ミシン練習と合わせて行ってきた、包丁で革を切る作業も、だいぶ板についてきました。
なので、いよいよ今日から実践作業にはいります。

実践といっても、本番の靴を作る前に、まずはフィッテング(仮履き)の作成です。本番のつもりでシュミレーションをしながら、ひとつひとつの作業を確認しながら進めていきましょう。
まあ、路上仮免みたいなもんです。

まずは、フッティング用の革を型紙どおりにカットしていきます。なにやらキノコのような型紙・・・。

型紙1.jpg

ここで気を付けなければならないのが、“貼込みシロ”や“折込みシロ”を忘れずにとることです。これをうっかり忘れてしまうと、後で膝から崩れることになりますので、十分注意しましょう。

同じく、ライナー(裏革)も型紙どおりに切り出していきます。

型紙カット.jpg

ザックリ荒断ちした革を、各パーツごとに切り出してます。

銀ペンの内側を、慎重に・・・。
カーブの部分はより慎重に・・・。

時々、青棒で包丁を研ぎ、研ぎ・・・。

・・・顔近すぎ・・。

多分今晩、首筋あたりがコリそう・・。