2018年12月11日

大学生Mくん、初めての1足!

この夏から通い始めた大学生のMくん。

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靴が大好きで、将来靴関係への就職を希望しているだけあって、なかなか熱いっすっ!


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初めてのミシンも最初はガタガタでしたが、仮履き作成でだいぶ慣れてきたようで、まずまずの腕前・・・。

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因みに、こちらが仮履き・・。

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シンプルな外羽根スタイルですが、羽根部分がいくつかのパーツに切り返されており、ミシン練習にはもってこいのデザインです。

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切り返し部分も全て“折込み”を施しておりますので、パッと見の派手さはありませんが、なかなか手の込んだ作りとなっております。

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仮吊り込みをし、

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踵芯を漉いた後、

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本つり込みへ・・・。

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更にはコルクの中ものを詰め、

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グラインダーで、底面を整え、

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今回は、初めての1足目ということもあり、セメンテッドで底とヒールを仕上げ・・・、

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完成〜!

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Mくん、このデザインが余程気に入った模様で、次の靴は色を変えて、同じ型紙で作るみたいです。

しかも、今度は底付けは手縫いにチャレンジです。

posted by tomo at 14:12| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年11月23日

2足まとめてオールソールっ!

先月、グリーンのスニーカを完成させたYHさん。

今度はまとめて修理作業に・・・。

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上のチロリアンシューズは丁度2年前の11月に、下のグリーンのスニーカーは昨年夏にご自身で仕上げた靴たちですが、ソールがすり減ってきたので、そろそろ張り替え、いわゆる“オールソール”というやつです。

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私は、修理店に靴を出したことが無いので分かりませんでしたが、修理店で働く生徒さん達に聞いてみると、おおよそ1万円前後は掛かるみたいですね・・・。

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でも、自分で直せば、材料費(¥1,500〜¥2,000前後)のみで済みますから、かなり経済的ですね。

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また、工房から5分の所に“シウトウ”という靴の資材屋さんがありますので、ご自分で気に入ったデザインのものを買ってきて、張り替えることもできます。

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ということで、サクッと完成〜!

チロリアンの方は、重厚感のある『vibram100』のブラックを、チョイス・・・。
また、“前回のモノはヒールが少し低く感じ、重心がやや後ろに傾いているようだった。”ということで、5o厚のスポンジ素材を1枚加増して、自分好みに調整しました。

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スニーカーの方は、昨年出た『vibram #477B freeride』という素材。
面ではなくドット柄の“点”で支えるのでグリップ力高め、ということですが、果たしてどうでしょうか?

いずれにしても、またガシガシ履いてあげてください。
posted by tomo at 16:43| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年11月15日

SKさん追っかけ記録B〜ブローグハンドソーンがついに完成!

Sさん追っかけ記録の3回目です。

@はこちら⇒http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20180201-1.html
Aはこちら⇒http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20181013-1.html

ミッドソールに出し縫いを掛け、本底はvibram#2055をチョイス・・・、

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グラインダーで削り廻します。

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最後はサンドペーパーでコバを整え、“突き面取り”という道具を使い、へりを綺麗に整えます。

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で、アッパーと同じ色の染料を塗り・・・、

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完成〜!

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セメンテッドで4足、マッケイ縫いで1足作成してきたSさん・・・、かなり手際が良くなってきました。

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これまでの靴と比べかなり手数が増えたので、もうハンドソーンは懲りたかと思いきや、

“次は是非ホールカットに挑戦したい。勿論、ハンドソーンでっ!”

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ということで7足目はホールカットに決定っ!!
posted by tomo at 11:18| Comment(0) | 生徒さん追っかけ記録

2018年11月08日

4pヒールの外羽根が完成〜!

歴1年のATさん・・・。

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前作は、オブリークの木型でストラップシューズを作成しましたが、今回は細身の4pヒールの木型に替え、メンズっぽい外羽根を作成中・・・。

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木型が変わったので、改めて仮履きを作成し・・・、

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特に問題なかったので、早速本番へ・・。
今回は、ネイビーブルーの革を使うみたいですね。

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ヘリ返し等、革の下処理をし、

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まずは、仮吊り込み。

2作目ですから、だいぶ吊り込みも上手になってきましたね。

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そして心材を入れ、本つり込みへ。
因みに、足元の濃茶の靴が、1足目の靴・・・。

頻繁に工房にも履いてきてくれており、活躍してくれているみたいで何よりです。

前作とは異なり、今回はヒールの積み上げは行わず、プラヒールを使います。

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なので、0.5o程に漉いた薄い革をプラヒールに巻き付けております。

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Aさん、敢えてアッパーと同じネイビーの革は使わず、前作の靴で使った濃茶の革を巻いたみたい・・・。

余程気に入ったのかしら・・・。

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最後にソールを削り廻し、

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ネジとスクリュー釘でヒールを固定し・・・、

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完成〜!

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こちらも活躍してくれると嬉しいです。

Aさん、次はまたまた木型を替えて、ローファー作りに挑戦です。
posted by tomo at 19:35| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年11月05日

2アイレット内羽根バージョンが完成〜!

ゆっくりとですが、少しずつ進んでいる新たなパターンオーダーですが・・・、

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カジュアルな靴の展開として、まずは先日、“2アイレット”の外羽根バージョンをメンズのオブリークで仕上げましたが、

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今回はレディースのオブリークで内羽根バージョンを・・・。

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今回はオイル仕上げの“ライトブラウン”で、やはり前作同様、底付けは“ステッチダウン”です。

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ステッチは、ミシン糸及び手縫い糸いずれもピンクにしてみましたが、いかがでしょうか?


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ベージュにピンクって最初はどうかと思いましたが、私的にはレディースは勿論、メンズでも“あり”かな、と・・・。

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2アイレットだと、その日の気分で、こんな感じで紐を結んでみても面白いと思います。

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当初は、メンズ・レディース共に木型はオブリークのみで進めようと考えていたのですが、教室で色々な方に感想を聞いてみると、

“オブリークって好き嫌いがはっきり分かれるので、細身の木型でも選べるといいのに・・・。”

といったお声がチラホラと聞かれたので、もうひとパターン用意してみようかと・・・。

つまり・・・、
⇒デザインは男女問わず“2アイレット”の外羽根、内羽根の2種類から選択
⇒木型はノーマルパターンとオブリークの2種類から選択
⇒革はオイル絞りの6種類(黒・ダークブラウン・ブラウン・ライトブラウン・ネイビー・ワインレッド)から選択

といった感じでしょうか・・・。

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ということで、今度はノーマル(細身)の木型で更に外・内羽根のサンプルを作らなければいけなくなったので、本格始動はまだもう少し後になりそうです・・・。

半年程前に完成した、フォーマルライン用の木型でも進めなければならず、色々と立て込んでいる今日この頃・・・。
posted by tomo at 09:47| Comment(0) | オーダー及び靴のこと

2018年10月28日

グリーン好きYさん、初めてのステッチダウン。

これで11足目に突入したYさん。

マイ木型も3足分持っており、職人街道まっしぐらです。

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今回もマイ木型使用で、もちろん型紙作りもご自身で進めております。

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着実にステップアップされてますな・・・。

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ということで、アッパーもサクッと完成させ・・・、

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吊り込み作業へ・・・。
因みに足元の靴は、昨年の夏に6足目として作成したスニーカー。

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余程、グリーンがお好きなようで・・・。

今回も似たようなデザインですが、履き心地も含め、かなりお気に入りのようです。

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前作の底付けは、セメンテッド製法(圧着)でしたが、今回はステッチダウン製法です。

マッケイ、ハンドソーンウエルト、ノルウィージャン製法と数々の手縫い靴を作ってきましたが、ステッチダウン製法だけはまだやっていなかった、とのこと・・・。

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また、前回行ったウエッジソールの方も、復習がてら再挑戦・・。

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ということで、完成〜!

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また、ガシガシ履いてあげてください。

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posted by tomo at 13:52| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年10月13日

SKさん追っかけ記録A〜でも、追っかけ切れてなくてスミマセンの巻

ミネルバボックスの革で初のハンドソーンにチャレンジ中のSKさん。

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確か2月に“追っかけ記録@”にてご登場以来、半年ぶりですね・・・。

この間にアッパーの縫製やつり込み作業がありましたが、スミマセン、“追っかけ記録”なのに追っかけてなかったです・・・。

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こちらは、トウパフの形を整えているところです。

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こちらは、掬い縫いを片方終えたところ・・・。

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皆さんありがちですが、Sさんも途中で糸を切ってしまい、予備の糸を作り直しております。

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ということで、切れてしまったところから再開です。


Sさん、最終的にレザーソールにはせず、アウトソールはvibramを貼りたいということなので、ミッドソールに出し縫いを掛けていくことになりました。

ということで、ミッドを貼り、ウエルトにウィールを掛ける準備です。

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このウィール、転がし方にコツが要り、また温度もよいころ合いというのがあり、初めての方にはなかなか難しい行程ですが、何回かほかの革で練習をし・・・・、

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いざ本番へ・・・。

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お〜、いい感じに仕上がりましたね。

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綺麗に切り回して、次回、いよいよ出し縫いです。
posted by tomo at 16:23| Comment(0) | 生徒さん追っかけ記録

2018年09月29日

ホームページリニューアルいたしました。

ブログの更新がかなり滞っておりますが・・・。

もうお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、お陰様で工房を始めて10年が過ぎましたので、この機会にホームページをリニューアルいたしました。

以前のモノも気に入ってはいたのですが、何やらスマホ対応がされていないとのこと・・・。

このままだと閲覧者にストレスを与えてしまう等々、周囲にも脅かされ、まあ10年もこの状態でしたのでそろそろ変えてみようかな・・・、ということです。

生徒さんの作品等、全部で5~600枚程ある写真をアップし直さなければならず、なかなか骨の折れる作業です。

と、ブログ更新が遅れている言い訳をしてみました・・・。

あと、今更ですが、この機会にインスタグラムも初めてみました。
https://www.instagram.com/sakaiworks_shoe_bag_maker/


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因みに今日はこの画像をアップしました。
リンクするようなのでフェイスブックもついでに・・・。
https://www.facebook.com/sakaiworksshoebagstudio/

ようやくITの波に乗っかりました。

落ち着いたら、ブログもこれまで通り続けていくつもりですので、引き続きよろしくお願いします!!
posted by tomo at 18:25| Comment(0) | 日記

2018年09月06日

9cmヒールのパンプスを作ってみる。

前作でノルウィージャンのマウンテンブーツを作成し、今回で3足目のUさん。

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婦人靴の卸しのお仕事をされている関係で、今回はパンプスを作成することに・・・。

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当教室では、基本5p以上のヒール高の靴は作りませんが、ご自身で木型をご用意されてきたので、まあ今回は特例ということで・・・。

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全体的に華奢に見せるよう、中底も通常使用するバッカーよりも薄めで作成するため、特注仕様で進めております。

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一旦水で濡らし、しっかりと癖付けをしたものに、

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シャンクも、木型のカーブにしっかりと合わせたものを固定していきます。

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因みにヒール高は9p・・・。
これまでも、何度かヒール高のものは作ってきましたが、今のところ当工房では最高値ですかね・・。

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履き口が少し“笑って”ますね・・・。
履き口が笑う、というのは上の写真のように、少し隙間が空いてしまっている状態の事です。

型紙作成の際、どの靴でも(短靴の場合ですが・・、)履き口が開いてしまうことを抑える為、ヒールポイントの位置を調整します。
ヒール高が10o〜20o位の靴の場合、展開の際約5o〜10o程履き口(ヒールポイント)を上げるのですが、今回は、今まで経験のない高さでしたので、15o程上げてはみたのですが・・・、

まだ足りなかったようです。

多分、20〜25o位は上げないとダメみたいですね・・・。

まあ、今回は仮履きなので、取り敢えずはこのまま進めてみることに・・。
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ヒールに巻き革を施し・・・、

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ヒールをネジとスクリュー釘で固定し、

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何とか、完成〜!

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Uさん、今回は奥様の足のサイズに合わせた木型で、当初はしっかり本番まで進める予定でしたが、今回は“習作”ということで、このパンプスは取り敢えずは一旦ここで終了・・・。

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なぜなら、めでたく今年生まれた第一子(女の子)のベビーシューズも作成予定だったのですが、このままだとファーストシューズが間に合わなくなってしまうため・・・。

ということで、次からは愛する我が子のベビーシューズ作成に取り掛かります。

愛する奥様へのパンプスはというと・・・・、

今のところ未定のようです・・・。
posted by tomo at 11:13| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2018年08月29日

カジュアルラインは2アイレットで・・・。

色々と検討中のパターンオーダーですが、先日上がってきた新木型が“フォーマル”用のラインとするなら、それとは別に、“カジュアルライン”もあった方がいいかな・・・、

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ということで、取り敢えず一足考えてみました。

2アイレットの外羽根で、

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底付けは“ステッチダウン製法”です。

尚、木型はメンズ・レディース共に“オブリーク”の予定・・・。

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使用する革は、

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“鞄づくり”のブログで先日ご紹介した、“ディナオイル絞り”の6色・・。

もう一足、内羽根のデザインで検討しており同じく2アイレット仕様で・・・・。

どちらのデザインもいわゆる“ジェンダーレス”なイメージで、敢えて“メンズ”OR“レディース”とは区別せず、男女問わずお好きなデザインで選択でき、素材も6色の革からお選び頂けるようにしたいと考えております。


新しくパターンオーダーを始める予定です。
カジュアルラインでは、2アイレットシリーズで何足か考えていて、そのうちの1足が完成。
デザインでメンズor レディースは敢えて決めず、その人の好みで選んで貰えるようジェンダーレスな雰囲気で作ってみました。
今回はメンズの木型で作ってみましたが、次はレディースの木型でやはり違うデザインの2アイレットを作成予定です。
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因みに、今更ですがインスタ&フェイスブック始めました。


上の写真をクリックしていただけると、インスタのアカウントへ移動しますので、ご興味のある方はどうぞ・・・。
posted by tomo at 17:41| Comment(0) | オーダー及び靴のこと