2019年06月13日

Yさん、木型の精度を追求する

かばん教室で一通りの基礎を終え、トートやウエストポーチを作成していたYさん・・・。

本業は靴の木型に携わるお仕事をされているようで、

“かばんは少し飽きたので、次は靴を・・・・、”

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ということで、靴作りに“鞍替え”です。

実は数年前に、別の靴教室で1足作っていたそうで、初めてではないとのこと・・。

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木型は、その時のモノをご自身で改良したもの・・・。
少しサイズが小さかったようなので、お仕事の合間にご自身で修正したとのことです。

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仮履きを履き、“ちょうどいい感じです・・。”
ということなので、木型はそのままで・・・、ただし、履き口周りのラインが少し気になったので、型紙だけを少し手直しし、

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早速本番へ突入です。
革もご自身で用意された、ムラ感のある茶系のものを使い・・・、

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サクッと、アッパーが完成。

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こちらは仮吊り込みをしたところ・・・、いい感じです。

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踵芯を漉き・・・、

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本つり込み・・・。

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中もののコルクを埋め、飾り押し縁を施し・・・、

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vibramの本底を圧着し、グラインダーで削り廻して・・・、

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完成〜!

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取り敢えず、暫くこの靴を履いてみて、履き心地をご自身で体感し、更に木型の精度を求めるべく、次も同じ木型で一足作る予定です。

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posted by tomo at 11:29| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2019年06月04日

靴づくりの基本B〜ポストミシン【下糸編】

2年程前に、このブログの新しいカテゴリとして[靴づくりの基本]を設け、ポストミシンの『上糸編』を書きあげておりましたが、『下糸編』がほったらかしとなっておりました・・・。スミマセン・・・。

ここ数ヶ月でまた新たな生徒さんが入り、ミシンの基本をお教えするタイミングで、『下糸編』が無いことに気づきましたので、新人さんは『上糸編』と合わせてご一読いただき、復習の材料にしていただければ、と思います。

もちろん新人さん以外でも、まだミシンの扱いが怪しい方も若干いらっしゃいますので、是非ブログ右下の『カテゴリ』から再度お読みください。

ポストミシン下糸編@.jpg

ポストミシンは“縦アームミシン”とも呼ばれ、革を縫うところは上の写真の様になっております。
通常はフタが閉まっておりますので、写真の様に横へスライドして開けてください。

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ボビンケース中央を軸に“爪”がありますの、そちらをまず起こします。

ポストミシン下糸編B.jpg

ミシン台の上にオレンジのドライバーがありますので、そちらを使っていただくと簡単に爪が起きます。
※ボビンが入っている場合は同様に爪を起こし、使わないボビンを抜いてください。

その後、自分が使いたい色の糸が巻かれたボビンを爪から差し込み、爪を倒します。
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ここで重要なのが、糸を引いてボビンが回転した時、ボビンが“反時計廻り”になるように差し込むことです。
※逆(時計廻り)だと、上手く縫えませんのでご注意ください。

回転方向が正しければ、上の写真“溝a”に糸を引っ掛けてください。(グリーンの線が糸です。)

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更に、赤い爪上のモノの下を通って、“溝b”に引っ掛け、糸を垂らしておきます。(糸の長さは15p位垂らしておいてください。)

その後、針に上糸を通し(針穴の左⇒右へ)、糸を15p程出し、左手で持った状態で・・・、
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右手でハンドルを手前にゆっくりと廻していきます。

すると上の写真のように、細長い爪(赤い部分)が回転し、上糸(オレンジ)が爪に引っ掛かり、更には下糸(グリーン)を絡めとっていくように動きます。

上糸と下糸が絡んだ部分がボビンの左端に来た段階で上糸を軽く引っ張ると・・・、

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こんな感じで、スルッと穴から下糸が出てきますので、引っ張り出してください。

これで、上糸・下糸のセッティングが終了・・・、いつでも縫える状態です。

あと、上糸と下糸の関係性(太さ)も重要です。

原則は、“上糸の太さ”=“下糸の太さ”が良いのですが、下糸の方が1番手だけ細いケースもOKです。


“上糸”<“下糸”、の様に下糸の方が太かったり、下糸の方が2番手以上細い場合はNGです。(例えば上糸が8番で下糸が30番等はダメ・・・、この場合下糸は8番か20番ならOK)



『上糸編』でも記載しましたが、ステッチが上手かそうでないかは差ほど問題ではありません。

それよりも、セッティングがしっかり出来ているか?の方が重要です。
ミシンは機械ですから、当然手縫いよりも圧倒的に早く、また正確で美しいステッチが出来るのですが、扱うのはあくまで人です。

扱う人が正しくセッティングしてあげなければ、無駄な時間が掛かりますし、当然綺麗なステッチになりません。

上糸・下糸のセッティング及び試し縫いは慣れてしまえば、トータル2〜3分程で済みます。
しかし慣れていない方や、ミシンが久しぶりで忘れてしまっている方は10分〜20分、下手すると30分以上掛かってしまう方もいらっしゃいますので、こちらも参考にしていただければ、と思います。
posted by tomo at 14:54| Comment(0) | 靴づくりの基本

2019年05月26日

やっぱりローヒールが好きっ!

以前このブログでもご紹介した池袋の名店?【カレーは飲みもの。】や【とんかつは飲み物。】・・・。

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今度は“ハンバーグ”が飲み物になってしまいました。

写真はありませんが、東口には飲める“焼きそば”もあるそう・・・。

もちろん全て系列店・・・、次は何が来るのか教室で話していたところ、ある生徒さんが

『次は関西進出を目指して、“たこ焼き” か “お好み焼き” 辺りじゃないですか?』と・・・。

『お好み焼きか〜・・・・、ってそれって“もんじゃ焼き”じゃんっ!!

と、どーでもいい話しはさておき・・・。



木曜クラスのAさんです。

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3足目はローファーに挑戦・・・。
2足目では4pヒールの外羽根を作成しましたが、日頃あまりヒール靴を履かないらしく、

“やっぱりローヒールの方が好きです。”
ということで、最初の木型に戻しての3足目となりました。

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こちらは仮履き・・。
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グレーの革とオフホワイトの2色使いのようですが、ベルトをどちらにするかお悩み中・・・。
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サクッと吊り込みし・・、

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オフホワイトに決定したようです。
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芯材を入れて本つり込み・・・。

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かなり革寄せが上手くなってきました。

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先芯を入れ、トウの吊り込みも終え、
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底付け作業へ・・・。
白の押し縁で、ベルトとの配色を合わせて・・・、

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完成〜!

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Aさん、次はローヒールパンプスに挑戦予定です。

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2019年05月21日

全く同じ型紙で2足目へ

1足目の靴のデザインが余程気に入ったのか、2足目も同じ型紙で作成中のMくん・・。

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前回は黒一色でしたが、

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今回は茶と臙脂のバイカラーで・・・。
しかし、相変わらずパーツが多いですな・・・。

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因みに茶色の革は、高級レザー・ボックスカーフでして、吊り込みにかなり苦戦を強いられている模様・・。

吊り込み作業で、やや握力を使い過ぎたせいなのかどうかは分かりませんが・・、

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踵芯の革漉きで、ちょっと失敗・・・。

いいんですっ!失敗することも大事なんです。

失敗することによって、何がいけなかったのかを考えることが、こういったモノづくりでは大きな意味があるんですから・・。

私も、靴作りだけでなく、人生においても数多くの失敗を仕出かしてきました・・。

あの時も、そしてあの時も・・・、最近ではあれも・・・、

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と、私の失敗話はどうでもいいので、底付け作業へ・・。

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今回は“マッケイ製法”にチャレンジするようで、ミッドソールに打ち込み錐で穴を空けつつ・・、

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“糸作り”も初体験・・・。

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でもって、チクチクチク・・・・。

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手の届かない、トウ部もなんとかクリア・・。

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アウトソールは“返りの良さ”を考慮し、【vibram9105】を選択。

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最後にグラインダで削り廻して・・・、

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完成〜!

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靴作りの面白さにすっかり嵌ったMくん・・・、次からは型紙作りから自身で挑戦すべく、早速マイ木型を購入しました。
posted by tomo at 17:55| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2019年04月28日

平成最後の靴完成〜!

ベタなタイトルですみません・・・。

ところで、毎年年末の教室になると、皆さん帰り際に、

“良いお年を〜”

といって帰って行かれます。もちろん私も同様にお返しをするわけですが、元号が変わるこのタイミングでは何と言ってお別れするのが正解なのでしょうか・・・。

年が変わるタイミングで“良いお年”と言っているわけですから、元号が変わるのであれば

“良い元号を〜”

かな・・・・。なんか違うな・・。

時代の節目に当たるから、“良い時代を〜”みたいな・・・。

これもイマイチ・・・。

土曜クラスで大学生のMくんと、このことについて話していたところ、

“学校でもみんなと話していたんですが、“良い平成を〜”なんてどうですか?”と・・・。

なるほど・・・。

“でも、よいお年ってのは新年をさしているから、それでいくと“良い令和を〜”ってのが正解じゃない?”

と、どうでもいい話しをしながら、Yさん、たぶん平成最後の靴が完成です。

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もうかれこれ12〜13足目・・・、私もご本人もよく覚えていません・・・。

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今回は、叔母さまに当たる方への靴となります。少しずつレベルアップを図っていきます。

どういうことかというと、靴作りは、殆どの方はまず自分の靴から作成していただきます。
市販の靴と、足を採寸し木型をしっかり補正して仕上がった靴の履き心地を、ご自身で体感していただく為にも重要だと考えています。

何足か作成したその後、今度はご家族等身近な方の靴に取り掛かります。
ご家族なら、多少合っていなくても、許してもらえるからです。※お金の収受も発生しないでしょうから・・。

ただし、今回は家族からちょっと離れたお立場の方・・・。

“材料費位は貰っておこうかな・・”

ということなので、よりフィット感の精度を上げていく必要があるわけです。

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型紙作りから、全てご自身で・・・。大分手馴れてきましたね・・・。

それにしても、ちょっと変わったデザインですね・・・。トリッ〇ンっぽい感じでしょうか・・。

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濃茶の革を縫製し・・・、

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吊り込み作業へ・・・。
手前のベージュのワラビーっぽいのは、ご自身の靴だそうで、同時進行してます。

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仮吊り込みを終え・・・、

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芯材を入れて本つり込みまで終了・・・。

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今回はステッチダウン製法(アウトステッチ製法ともいいます)で底材を付けていくようですね。

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こちらもサクッと、仕上げ・・、

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おっ!チェーンステッチですな・・。

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ソールは、“ウエッジソール”・・・、相変わらず色々と盛り込んでます。

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ということで、完成〜!

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今日これから、直接ご実家へ帰られるとのことで、このGW中にお渡しするようです。
完成のタイミング迄しっかり管理して、もうほぼ職人レベルです。

前述の、“いつも春にブーツを完成させてしまうNさん”にも見習っていただきたい・・・。


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さて、後は感想がどうなるか・・・。

令和に入って最初の報告が愉しみです。
posted by tomo at 11:19| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2019年04月25日

Nさん追っかけ記録Aウエスタンブーツ編〜翌年の冬も間に合いませんでした・・・の巻

昨年の今頃・・・。

暖かくなり始め、ブーツの季節がいよいよ終わるというタイミングでご登場いただいたNさん・・・。
※その時のブログ⇒http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20180304-1.html

昨シーズンには間に合わせようと、のんびり進めておりましたが、途中諸々ありまして、結局また暖かい季節を迎えることとなってしまいました。

今回でブーツは3足目ですが、毎回暖かい時期に完成させるのが恒例になりつつあります。

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ウエスタンブーツ特有のミシンステッチで、
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少しクタビレテしまったのか、なかなかモチベーションが上がらずにおりましたが・・・、

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次のライナー作成へ・・・。

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アッパー部分と縫い合わせ・・・、

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なんとか吊り込み作業へ・・・。

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vibramソールと飾り押し縁を付け・・、

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グラインダーで削り廻し・・・、

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やっと形になってきました。

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最後にポリッシュで磨きを掛け・・・、

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完成〜!

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お父様へのプレゼントですが、取り敢えずご自身で一旦足入れ・・。

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2年越しとなりましたが、お父様、大変お待たせいたしました。

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ブーツの季節は終わってしまいましたが、どうもお誕生日が5月ということなので、丁度良かったのかな・・。
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2019年04月23日

逆吊りモカでラッ〇ルモカシン

2月からスタートしたHさん・・・。

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某有名靴学校で2年間学んだ後、現在は都内で靴修理のお仕事をされているようです。

ひと通り靴作り(型紙作りから手縫い迄)は学んだものの、いわゆる“モカシン”の靴はその学校では教えていないらしく、

“アメリカのラッ〇ルモカシンの様な靴を、型紙作りから教えてほしいっ!”

とのこと・・・。

因みに現在の会社は、4月で退職し、その後別の靴関係のお仕事をされるようで、有休を使いながら週2のペースで型紙作りです。

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あまり時間がないので、木型補正はこちらで行い・・、

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一生懸命、型紙作ってます。

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私が作成したものと比較し、誤差が無いか、ひたすら線を引きパターンを覚えていきます。


経験者とはいえ、全く初めてのパターンなので、実際に私も型紙を基に作成した革で、“逆吊り込み”を実演してみせます。

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“逆吊り”とはこんな感じで、底面にではなく、甲側に革を強く引き、釘で固定していく方法・・・。

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側面はそうでもないのですが、この辺からが一番しんどいところ・・・。

今回は2o強の厚い革を使っております。

本家の“ラッ〇ルモカシン”も、これと同様にかなり厚みのある堅い革を使用していると思われます。

モカシンスタイルの靴は、構造上どうしても芯材を入れることが出来ない為、アッパーそのものを丈夫にする必要があるからです。(因みに踵芯は入れようと思えば、入れられますが・・・。)

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しんどい部分終了です。

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あとは、甲部分と縫い合わせていくのですが、こちらも“合わせORおがみ”とか、“カブセ”とか、色々なパターンがあり、その縫い方によって、アッパーの取り方が変わってきます。

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因みに今回は“カブセ”のパターンで・・・。

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でもって底面はこんな感じで・・・、

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取り敢えず、アッパー試作は完成〜!

ところが4月に入り、新たな勤め先が決まったHさん、

“すみません、配属が九州になってしまったので、引っ越すことになってしまいました・・・。”

えぇ〜っ!!

まあ、しょうがないですね・・・。

生憎完成まではいきませんでしたが、なんとか思い出しながら、是非向こうで完成目指して頑張ってください。
posted by tomo at 15:35| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2019年04月11日

SKさん追っかけ記録A〜ついに完成!〜一ヶ月は眺めて過ごします・・の巻

Sさん追っかけ記録その弐です。
※その壱はこちら⇒http://sakaiworks.sblo.jp/article/185650881.html

早速出し縫いに取り掛かります。

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前述のKさん同様、Sさんもご自身で購入した“マイ木型”の為、結構自宅に持ち帰っての作業が多めです。

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ということで、出し縫い作業も“サクッ”と終了・・。

ヌメを汚さないよう、夏場でも手袋しながら作業してきたおかげで、比較的綺麗に仕上がりましたね。

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と、いきなり染まってます・・・。
やっぱりお家で仕上げてきましたので、染めの様子は写せませんでした・・。残念っ!!

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一応“スフマート”・・・。

もうちょっと重ねても良さそうにも思いますが、Sさん曰く、

“ちょっと、おっかなかったので、この辺で止めときました・・・。”

敢えて危険は冒さない、慎重派のようです。

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まあ、こういうのも好みの問題ですから、全然OKっす!!

私なんかは、チョット攻めすぎる傾向がありまして・・、以前グレーに染めようとして、結果真っ黒になってしまいましたし・・・。

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でもって、ヒールの積み上げ&切り回し・・・、

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メンチュウロウを擦り込み・・・、

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後は、磨いて、磨いて・・・、

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ひたすら磨いて・・・、

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完成〜!

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Sさん、前ブログで登場のKさんとは異なり、即足入れはしません。(Kさんは、完成後直ぐ足入れし、15分程工房内をウロウロしておりました・・。)

“ハンドソーン1足目あるある”ですが、Sさん曰く、

“1ヶ月位は、履かずに眺めて過ごしますっ!”

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完成後のリアクションも人それぞれ・・・。
posted by tomo at 12:00| Comment(0) | 生徒さん追っかけ記録

2019年04月07日

出し縫いはフィリピンでやってきますっ!

3足目のKYさん・・・。
※KYさん、これまでの流れ
http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20190115-1.html

前ブログでは2足目となっていましたが、サンダルも作っていましたので正確には3足目ですね・・・。

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さて、掬い縫い迄完了しておりましたので、踵部分の“鉢巻”と呼ばれるパーツを成型し、その後“中もの”と呼ばれるコルクやシャンクを入れ、本底を貼り・・・、

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ヒドゥンチャネルの為、アウトソールに切り込みを入れてます。

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更に、ウエルトに車ゴテで当たりを付けた後、いよいよ出し縫い作業へ・・・。


ところがここで、2〜3か月に一度はあるという2週間程の海外出張(フィリピン)が入ってしまいました。


ということで、

“出し縫いは向こう(フィリピン)でやってきます。”

ハハハ・・・。

Kさん曰く、“出張中って、夕方に仕事が終わった後ずっと暇なんですよね・・・テレビもつまらないし、飲みに行く人もいないし・・・。”

ということで、必要な資材を“出張道具”として持ち出し、約2週間、夜はじっくり出し縫いするみたいです。
※Kさんは“マイ木型”を購入しておりますので、こういった事も可能なんですね。


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なので、ここでは出し縫い作業はすっ飛ばし、ソールの仕上げ作業へ・・・。

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この後、本人のご所望で“ヴィンテージスチール”を取り付け・・・、
※その時の様子はこちら⇒http://sakaiworks.sblo.jp/archives/20190317-1.html

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いよいよ、ヒールの積み上げ作業へ・・・。

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最後にコバやヒールに染料を入れて・・・、

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完成〜!

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早速足入れ・・・。
初めて足を入れたときに出る、“プシュ〜っ”という音を聞き、

“おぉ〜わーい(嬉しい顔)!!”

と、子供のような笑顔を見せるKさん・・・。


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その後、立ったり、座ったり、工房内をウロウロしたり・・・・、15分位ずっとニヤニヤしっぱなしで、なかなか靴を脱ごうとしないKさん・・・。

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なんだか、こっち迄嬉しくなっちゃいました。
posted by tomo at 15:33| Comment(0) | 工房及び教室のこと

2019年03月25日

初めての一足はストラップパンプスで。

♪ダンダンダンダダダンダン ダンダダ ださいたま〜♪

ここ数日、はなわの“埼玉県のうた”が、頭の中でヘビーローテしてます・・・。

翔んで埼玉.jpg
※出典 : 映画『翔んで埼玉』オフィシャルサイト

“埼玉の植民地”といわれている池袋で工房を構えている以上、『翔んで埼玉』は取り敢えず観ておこう・・・、ということで見に行ってきましたが・・・、

俗に言う“イヤーワーム現象”ってやつです・・・。困ったもんです・・・。




と、どうでもよい話はさておき、初めて靴作りに挑戦中のTさん。

なかなか足にピッタリと合う靴が無く、普段はスニーカーがメインだそう・・・。

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以前購入したストラップパンプスが、唯一ピッタリと合うとのことで、そのパンプスのデザインをそのままコピーし、色違いで作ることになりました。

パンプスとはいえ、履き口周りのクッションや、表裏が反転する仕様のストラップ等、縫製は初めての方には少し難易度が高い作りですが・・・、

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なんとか、吊り込み迄きました。

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最後にクレープソールの型取りをし、

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ヒールの高さ調整・・・。

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10〜15oのヒール高ゆえ、たった数ミリですがキッチリ“アゴ落とし”もして・・・、

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完成〜!

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今回の靴の履き心地を見て、問題なければ次は“ストラップ無し”のパンプスに挑戦予定です。
posted by tomo at 10:36| Comment(0) | 工房及び教室のこと